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フランス映画人には愛されているのか、香港映画よ。

   カンヌ映画祭も折り返し地点。毎晩カンヌハイライトを観ていると、かの地は毎日上天気のようで。よいかなよいかな(^_^)。

 さて、中華電影が少ないなぁとか思う中、唯一の香港映画《鉄三角》は特別招待作品として上映。この記者会見の模様を昨日のハイライトで見ました。キャストは昨年の『エレクション2』に続いて登場のヤムヤム&古天楽、『七剣』の孫紅雷、そして香港のスリーアミーゴス(笑)ジョニー親分、リンゴさん、徐克さんが記者会見で答えてました。当然広東語で。
 それぞれキャリアはかなり長いスリーアミーゴス、TV局時代から知った仲だそうで、その頃からいつか何か一緒にやろうと言っていたことを実現したとか。また、当然というかなんというか、脚本なしで撮影を進め、さらには各監督が順撮りしていたみたいで、古天楽やヤムヤムは監督が交代するたびに、今までの話を各監督に話して聞かせたらしい。
…役者って大変。当たり前か。
しかし、合計4回ほど流れたダイジェストを見ても、話がよくわからない。何かを盗み出したヤムヤムがブツを転がして海底トンネルを抜けようとしたり、病床の妻を病院に運ぶ?シーンあり、その妻と夫がいきなり踊りだしたり。まー、最初のシークエンスはジョニー親分パートなんだろーが。あ、この映画については、日本人ジャーナリストでもご覧になった人がおられたようで、シネマカフェのカンヌレポートでも紹介されてましたよん。
 2年前の『ブレイキング・ニュース』から4年連続で作品が上映され、すっかりカンヌでも知られるようになったジョニー親分。日本での一般公開は…(泣)だけど、それだけ彼の作品はカンヌを訪れる映画人に愛されているってことか?

 あと、WOWOWのカンヌblogを見てビックリしたのが、マギーの元旦那としても御馴染の仏国映画人一の香港映画オタク、オリヴィエ・アサイヤスの新作《Boarding Gate》。主演はイタリア人女優アーシア・アルジェント。そして香港ロケありで、香港からは『フルタイム・キラー』のケリー・リンと、リチャード・ンの息子カール・ン(初めてちゃんと顔を見たけど、結構ハンサムっすね。お父さんに顔の下半分が似てるかな。)が出演。ケリーはアーシアに銃を突きつけられたりしてたので、結構ハードなシーンもあるみたい。
 アサイヤスったら、「ボクは香港映画が大好きで~」って、かなり嬉しそうに話してましたよ。あと、意外だったのだけどこれが初の英語映画だそうで。まー、香港映画以外にも日本も好きそうだよね、未見なんだけど『デーモン・ラヴァー』では大森ハゲタカ南朋くんを起用したというし。それはともかく、カール曰く「アサイヤスの撮る香港はカンフーや東洋の神秘などのステロタイプじゃないのでやりがいがあった」とのことで、それは是非観てみたいと思った次第。…でも、アサイヤス作品って『CLEAN』や『デーモン』のように、日本じゃこっそり上映されるのがほとんどだから、観られる確率って限りなく低そうなんだけど(泣)。
 …でアサイヤス、今ももちろんマギーとはつながりがあるんだよね、きっと

 何のかの言いつつも、もしかしたら香港映画を一番愛している外国人って、フランス映画人なんじゃないかと思った2作品である。ああ、フランス人になりたい…ってそんな安易な理由でフランス人に憧れるなよ>自分

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