今年のカンヌネタはこれでおしまい。
いつもの年に比べて中華趣味的にはテンションが低かったような感もある今年のカンヌ(公式サイトは重いし、写真も引用できなかったし…ってこらこら)だけど、まだ閉会式の感想を書いてなかったので、これを最後としますか。毎日見ているデイリーハイライトも、中華圏作品が出揃ったからなぁ。
毎年、閉会式は日曜の深夜(つまり月曜の早朝)なので、いつもムービープラスの生放送中継を録画している。だから受賞結果はいつも、起床時のラジオや早朝のネットサーフィンで知る。3年前は会期が1日短い土曜深夜(日曜早朝)だったので、リアルタイムで結果を知ることができたのよね。そんな思い出はいいとして、月曜の夜に録画分を鑑賞。今年の閉会式は、ご存知のように初のオールナイトのパブリックビューイングが行われたけど、そっちの様子はどーだったのかしら?レッドカーペット前のスタジオトークでハムの人(だったと思う)は「マギー・チャンが審査員にいるから、王家衛作品の受賞もあるかも」なんて言ってたけど、そんな身内贔屓なんかナイナイとつっこむ。
コンペ授賞式の前に、短編部門やシネフォンダシオン、「ある視点」部門賞やカメラドールが発表。短編部門の審査委員長は『長江哀歌(三峡好人)』のジャ・ジャンクー監督だった。このへんの受賞はさくさくと進む。
いよいよコンペの授賞式、ここで審査員全員が登場。マギーは開会式と同じく、スティーブン・フリアーズ審査委員長の前に入場。さすがに階段でコケることはなかったが、衣装が銀色の七分袖ミニスカドレス!もちろん美脚で若々しい!いやぁ羨ましいぞ43歳(爆)。席もフリアーズ監督の隣ということで、かなりの頻度で画面に映ってましたよ。かわいかったし(^_^)。
ミシェル姐は昨年に引き続き、プレゼンターとして登場。今年は脚本賞でした。紺色のドレスが上品で、昨年よりも痩せたみたい。おそらく去年は『サンシャイン』のアップ後だったんじゃないかと思うけど、その後1年間でなにか映画に出ていたんだっけ?
そんなこんなで河瀬監督の受賞も合わせ、大いに楽しんだ閉会式でした。
しかし、こういう国際的な場に出たときのマギーやミシェルの姿はホントに堂々としていて、華やかなんだよなぁ。比べるようで申し訳ないが、ツーイーとはやっぱりオーラが違う。日本だと中華女優となると最近はホントにツーイーばっかだし(いつの間にか来日してたし)、もっと彼女たちにも光を当ててほしいよなぁ。あと、日本のCMの出演経験のあるすーちーにも。
さて、気は早いけど、カンヌの次は初秋のヴェネチア映画祭。
李安さんの《色、戒》が招待作品に選ばれるかもという噂もチラホラとあるので、もしかしたらカンヌ以上に楽しみになるかもね。
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