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春光乍洩澳門初上陸(2月11日)

出発前、旅行届を提出した職場の事務方に「もとはしー、今回は何しに香港に行くの?」と聞かれ、「マカオにも行くんだよーん」と答えていたくらい、今回の旅の一大イベントはマカオ行きだった。
そんなわけで日曜日の朝、はりきって6時起床し、7時にホテル出発。最初、朝飯はホテル下のパシフィックコーヒーで食べようねーといっていたのだが、そこは運悪く7時半開店。それじゃ今日も茶餐廳やん、ってことで楽道にある茶餐廳に入る。ここで零食皇后様は前から食べてみたいと言っていた西多士を、ワタシはパイナップルパンにつられて通粉のモーニングセットをオーダー。…しかし、シンプルなマカロニスープでちょっとびっくりしたなぁ、通粉。気に入ったので帰国後もちょくちょく作ってみた(詳しくは後ほど別記事でアップ予定)。

今回は広東道の中港城フェリーターミナルから出発。さすがに日曜の朝だけあって混みあっており、来てすぐのフェリー(8:30発)には乗れず、しばらく待つ。海からの出国は初めてだけど(陸の出国はカナダや広東省行きで経験済)、出国審査がえらく楽でやや拍子抜け。入る前に大陸から来た親子連れに北京語で声をかけられたけど、日本人や香港人はもちろん、大陸の人々も少なくないなぁ…そういえば入国審査でチベット族の家族をみたぞ。韓国人があまりいなかったのは意外(いても数人だけで大量ではない)。
フェリーは9時に出港。外は重い曇天、それに加えて小雨もパラパラ。早起きで来たこともあり、ワタシも友人も外の景色(といっても海ばっか)を楽しむことなく、揺れの少ないジェットフェリーでグーグー寝ていた。

マカオには1時間で到着。外はちょっと寒いかな。入国審査を受ける前にケータイの電源を入れたが、ワタシのsoftbankはすぐアンテナが立ったのに、友人のfomaは圏外のまま。これってありか?fomaを持ってマカオに行った皆様、どーでした?
それはともかく、フェリーターミナルは外れにあるので、なんとか中心街(セナド広場)に出なければと団体さんの群れにくっついていったらバスターミナルを思いっきり通り過ぎる(笑)。というわけで地下道を逆走してバスターミナルにたどり着いたが、今度は地名がわからない(香港では街道地方指南があって大丈夫でも、日本のガイドブックではマカオの地名表示が日本語&ポルトガル語表記だけなんだもの)。バスの乗り方を聞いたターミナルのおじさんにちゃんと中国語表記のある地図をもらい、3番バスに乗って市街地へ。しかし、このバスがとにかく乗り心地が悪かったー。サスペンションが悪いらしくて飛ばすたびにギュンギュンと揺れ、たった15分くらいでもかなり疲れたよん。おまけに降りるタイミングを逸しないようにと、こっちはもらった地図とずーっとにらめっこして街並みを見ていたわけだし(ええ、地図を見るのは専らアタクシです)。
11時前にセナド広場前に到着。まずはマカオ名物牛乳プリンでも食べるか、ということで、広場の入り口にある御馴染の義順牛[女乃]公司本店へ。

マカオ初上陸(2月11日)

皇后様は生姜入りプリン(写真左)を、そしてワタシは蓮の実プリン(右)をオーダー。お碗のへりまでプリンが盛り上がっていてすごかったわーん♪もちろん美味なのは言うまでもなし。
一息ついて広場周辺から世界遺産の旅(笑)出発。街の坂を上りつつ、カテドラルや聖ドミニコ教会をのぞく。まだお昼前だということもあって、いくつかの教会ではミサが行われていた。さすがだわ。そのへんからすでにここは香港と全く違う街だってことがよくわかる。教会横でシスターが働くブックストアでマカオの絵葉書を買ったら、「アナタたちは日本人ね?ここにも日本から来たシスターがいるのよ」と話しかけられたし(その方には会えなかったけどね)。
教会の壁はレモンイエローなどの明るい色に塗られていたが、その周辺の商店街も同じ色の壁だった。景観条例でも敷かれているのかしら?でも街のお店は香港と変わらず、ワトソンズやエスプリやバレーノ(もうアンディがキャラじゃないのかしら?ポスターがなかった…)が揃っているわけだし。あと、商店街の建物がずいぶん低い作りだったので、香港というより台湾の郊外に似ているのかな?ということも感じた。横の小さな脇道はずいぶん静かな感じ。残念ながら『2046』ロケ地にはたどり着けなかったけど(いいわ、今度行くから)。
てろてろと歩いていたら名所を思いっきり通り過ぎ、ホントは聖ポール寺院跡に行くはずが!と後戻りし、その近くにあるモンテの砦に行くことにして近道に入ったら…。急勾配の上り坂になるー、うう、きつい。汗かきながら砦に到着。ご存知の通り旧ポルトガル領だったこともあるせいか、砦の雰囲気には台南にある赤壁城(中国語でしか覚えてないので字が出せない…スマン)や淡水の紅毛城に似た感じ。まー台湾の西洋建築はスペイン式だから、決して遠くはないな。砦というだけあって古い砲台も残っており、低い建築物が多いマカオの市街地にひときわ目立つグランドリスボアカジノの建築中のホテルタワーになんかムカついて、もとい悪の一味のアジトっぽいものを感じたもとはしは、すぐさま砲台に駆け寄って「目標、敵基地!撃てー!!」と砲撃をかましていたのだった…ってまるっきりアホですね自分。これだからSF映(以下2日目の記述と同じなので省略)
…しかし、このリスボアカジノがジョシーパパの作ったものだと知ったのはホントのホントについ最近である。すまんジョシー&コンロイ、悪いことをしたな。次に来た時にはカジノしに行くから許して(っておいおい!星際酒店でするんじゃなかったのか自分!)

マカオ初上陸(2月11日)

ひとしきり攻撃してスッキリし(こらこら)、いよいよ聖ポール寺院へ。といってもすぐ下なので、砦の急な階段を下りるだけですぐ着く。
ここは名所なので人がたんまりいるのはまあわかる。皇后様はこの寺院跡の壁の裏に上って景色を眺めるのが長年の夢だったとのことで、裏の階段を登って二人でしばし時間の流れに浸る。
近くにあるナジャ廟にもお参り。ナジャを祀っているというのがなんかかわいい。
ふと、ここってもしかしたらあの『イザベラ』の名場面の近くじゃん!と思い出し、寺院の壁が見える位置の脇道に入っては写真を撮りまくる。もっとも件の映画を観ていない友人はよくわからん、といった感じでシャッターを切ってもらっていたが(笑)。

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チャッピーとイザベラが遊ぶ場面のポスター写真は多分ここ。

寺院前の階段を下りるとお土産屋さんのオンパレード。あたりにはその場で温めているエッグタルトのカスタードの香りが漂い、鼻腔をくすぐるので、カフェ・エ・ナタにたどり着く前に食べたくなって、ついつい購入。焼きたてなのでかなりアチアチでしたわね。
坂をまっすぐ下るとセナド広場に到着。それでもまだ1時にはならないくらいだったので、友人が訪ねたいといっていた、福隆新街(料理店の佛笑楼から始まる、赤い扉と白い壁で統一されたかつての遊郭街跡)を歩く。セナド広場付近とは全然違う。この通りは駄菓子屋が多いみたいで、休日ともあって開店が遅いような感じ。夜来るとまた雰囲気は違うかな?(さすがにもう色街じゃないだろうが)

マカオ初上陸(2月11日)

この前のフェンスに向かってしきりと鳴いていた猫ちゃん。痩せていてちょっと痛々しい。

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そろそろおなかが減ったねということで、この通りを戻って佛笑楼に入る。ここはポルトガルとマカオのミックス料理が売りという有名なレストラン。昼だし、ちょっと疲れ気味だからこってりしたものは食べたくないと思い、ステーキ類じゃなくてご飯類にしようと思って、ポークチョップと海鮮のドリアといった感じの[火局]飯を一つずつ頼んだのだが…。実はワタシはこれでギブアップしました(泣)。ポークチョップ[火局]飯のくどさが受け付けられなくて、早々とお腹いっぱいになっちゃったのよ。濃い味と油が合わなかったのかなぁ。なーんか『イザベラ』で秋生さんが言っていた「マカオ料理なんてまずいじゃん」といっていたのを思い出し、どーやら彼の呪いにでもあったみたいっす(爆)。

マカオ初上陸(2月11日)

問題のブツがこれだ。いつか完食できるのだろうか…。

しばらくお店で休み、多少歩く気が起きてきたけど、もーちょっと世界遺産めぐりを続けようということで、民政総署の裏手の道を歩いて、ロバート・ホートン図書館や聖オーガスティン教会やドン・ペドロ5世劇場をめぐる。個人的には図書館が見てみたかったけど、日曜日につき閉館で、庭園も開放されていなかった。塀の外からフェンス越しに見ると、いい雰囲気だったんだけどなぁ。戻る途中には警察の交番があったのでちょっとのぞいてみる。さすがにチャッピーみたいな刑事はいないし、表記こそポルトガル語の「POLICIA」だけど、制服は香港と一緒なのね。それはここも香港と同じ中国の特区だからだろうか。

民政総署を軽くめぐって元の場所に戻ると、歩道は人でごった返している。ひえー。セナド広場前は歩行者信号がないので、警官が交通整理をしているくらいだ。うわー恐るべし日曜の午後、てーかマカオの繁華街って妙に狭くないか?ヒトにもまれてまた気分がブルーになるワタシ。香港ではなんともないのに、ここで人に酔うのは、やっぱりマカオが初上陸の不慣れな場所だからなのかしら?とりあえず次の目的を果たさねば、ってーことで、人にもまれながらカフェ・エ・ナタへ行って、元祖のエッグタルトを食べる。当たり前だけどここも混んでいたわ。でも、やっぱり元祖のお店なので、おいしいのは言うまでもなし。もーちょっとお腹が減っていたら、他のパンも食べていたんだけど…(というより、佛笑楼で食べきれないと嘆くなら、ここでサラダとパンの軽食でお昼をすませればよかったんだろうか?と今さらながら思う。もっともこんな後悔役立たず)。

再び人に揉まれて戻り、マカオで有名な菓子店「咀香園餅家」へ。もちろん、零食皇后様のリコメンド。街角でエッグタルトと同じくらいいい香りを漂わせていた杏仁餅(ピーナッツクッキー)が有名で、香港土産としてもよく紹介されるエッグロールも扱っている。てーか、ワタシは香港土産というと、いつも買うのがスーパーのソーダクラッカーや干しマンゴーや皇后餅店のクッキー&ヌガーや優の良品の量り売り菓子なので、なぜエッグロールが香港土産といわれるのかよく知らなかったのよ。でも今回、陳意齊と咀香園に行ったおかげでよくわかった。ありがとう皇后様(笑)。ここで杏仁餅を買い、事務方へのお土産にした。そーいやぁ数年前に香港で某チャングムがブレイクしたせいかどうかしらんけど、アニメ版のちびチャングムをあしらったお菓子セットが売っていたな。それやった時点でもうマカオ土産の意味をなさないって思うんだが、いったいどーなんだ咀香園よ(爆)。

あまり長くいるとやっぱりバテそうなので、早めにフェリーターミナルに戻り、16:30発のフェリーで香港に戻る。広東道ですぐ御飯を食べる気になれなかったのだが、許留山でマンゴージュースを飲みたかったのでちょっとブラブラすることに。ここで移転した漢口道のHMVをのぞいたが、ついつい面白くて長居してしまい、「アンタさっきまでしんどいって言ってたじゃないのー」と皇后様にあきれられる。旧正月セールに備えて多少DVDが安くなっていて、『イザベラ』のスペシャルエディションもチェックして、明日の買物に備える。
ホテルで1時間ほど休み、8時に広東道に戻って、旅ではいつも寄る「いゆんかゆめんてん」(笑)で夕飯。ここ、今でこそるるぶにも載る有名店だけど、もともとはイーキン迷の友人に教えてもらった場所で、7年前に寄った時はニコのサイン入りポスターに大騒ぎしたっけ。今は店も改装し、観光客の利用も増えたけど、旅の後半には必ず寄るお店になった(前回はここで鵞鳥飯を食べていた)。今回は友人と蝦粥をシェアし、元気を出すために季節の野菜炒め(この時期は菜の花)をもりもり食べる。ええ、シェアしたので安くすみました。

香港滞在も後半戦。明日は買物ツアーになる。とりあえず昼飯を上環の老舗飲茶「蓮香楼」で食べることにして、寝るまでをゆるゆると過ごした。寝坊するつもりだったのだ。

2月12日分に続くー。

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