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2006年11月

《北京樂與路》(2001/香港)

聽説北京的秋天很美麗(北京の秋はとても美しいそうだ)という文章を、中国語を始めたばかりのころに覚えた。こうやって教科書の文章にもなるくらいだから、北京の秋はホントに美しいんだろうと思うのだけど、ワタシは秋の北京に行ったことがない(行ったのも11年前で、しかも春だった…)
香港で買った《北京樂與路》のVCDのジャケットは、彦祖たち主人公3人が紅葉に染まる小道を歩く姿があしらわれていた。ほー、キレイだねぇ。それじゃあこの映画も秋に観るかねー、と今の今までとっておいて、やっと観たのであった。

マイケル(彦祖)は香港生まれで米国で教育を受けた音楽家。自ら“Mexican Jumpin' Beans”というインディーズロックバンドを率いていたが、才能の芽が出ずに悩んでいた。父親(リチャード・ン)に呼び寄せられて北京に来たが、傷害事件を起こしてしまって香港に帰れなくなってしまう。
ある夜、ふと立ち寄ったライヴハウスで、マイケルはインディーズバンド“望月”のリーダー、平路(耿樂)の歌声と、それに合わせて踊る女性にひきこまれる。ライブ中にトラブルを起こして脱走したメンバーたちとマイケルは合流し、杯を交わす。女性はダンサーの楊穎(すーちー)で、平路の彼女だった。いざこざを起こしながらもメジャーデビューを果たしたい平路と、短気だが自由奔放な楊穎に興味を持ったマイケルは、“望月”のメンバーに加わり、楊穎のいるダンスグループと共に郊外の村を回るツアーに出る。
とある街でのツアーで、突然平路が歌えなくなってしまう。実は彼の父親がステージを観に来ていたのだ。平路はメジャーデビューするまで、父親に顔向けできないと思っていたのだ。彼はプロになることを決意し、ツアーから離れてレコード会社へ売り込みに向かう。彼のいない間、マイケルは楊穎にひかれていくのだが…。

北京といえば揺滾(ロック)である。これは80年代末の崔健を例に挙げるまでもないか。ファンキー末吉氏が北京揺滾に魅せられたって話も有名だもんね。
中国の首都で、政府の締め付けがきついこともあるせいか(?)、体制への抵抗や現状への不満を激しく歌い上げるロックがこの街で根付いたのはよくわかる。そして、青春の疾走を描くのにも、ロックは適している。(ってこう言う時点で自分が古い人間だってことを実感するよ…)ワタシは北京ロックの熱心なリスナーじゃないけど、この映画に流れる唐朝や子曰などの実在のロックバンドの曲は非常に印象的だった。ところで平路を演じた耿樂って、本業のロッカーじゃ…ないのかな?すまん、よーわからん。
すーちーは北京語ネイティブなので、北京の街にすんなり馴染んでいたなぁ。今や中華な大女優(笑)と化した彼女だけど、久々にかわいさ爆発だったので嬉しかったなぁ。
彦祖は…歌だけじゃなくて(証拠:四大天王)やっぱり北京語もヘタ?なのか?まー彼も香港生活が長くなったから、広東語は結構聴けるようになってきたよなーというような気がするのだが。

映画の出来としては、まー多少お約束的展開かなと感じるところはあったけど、観てよかったと思う。北京の街の撮り方も『ウィンターソング』より洗練されていた印象だったし(なぜ?季節と時代が違うからか?)
しかし、これが日本公開されなかったのは不思議だよなぁ。メイベルさんって、やっぱり『宋家の三姉妹』や『玻璃の城』のような岩波ホール的イメージがあまりにも強いから、なんで青春もの?って思われて買われなかったのかしら?

英題:Beijing Rocks
監督:メイベル・チャン 製作&脚本:アレックス・ロー 撮影:ピーター・パウ 編集:ダニー・パン
出演:ダニエル・ウー スー・チー コン・ルー リチャード・ン

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エレクション2(2006/香港)

和を以って貴しと為す。
『エレクション2』の原題には、こういう意味の四字熟語がついている。
この言葉は、本編の冒頭でも語られる。それは黒社会が昔から、その世界に係わる人間のあいだに“和”を貴ばなければ生きていけないということを示している(これは日本でもよく聞かれる言葉だと思うけど、はたして、今の日本にその言葉がふさわしいというのかと思うと…)。そして、この言葉を信条に掲げた「和連勝会」でも、時代の変化とともにその伝統的なモラルが崩壊しつつあった、というのが、黒社会2部作の後編『エレクション2』の主題ということか。

ロク(ヤムヤム)が和連勝会の会長に収まってはや2年。会長の改選期がやってきた。一度会長を務めた人間は1期で引退しなければならない。ロクの配下からは出所したてのトンクン(カートン)か武闘派のフェイ(ニック)かと、次期会長候補の名前が囁かれる。
海賊版DVD販売で成功したジミー(古天楽)は跡目争いに興味がなく、販売ルートを大陸まで広げた後は堅気になり、妻と大陸で幸せに暮らすことを望んでいた。しかし、用心棒のリック(アンディ・オン)と共に大陸に渡るとすぐさま大陸警察に逮捕される。幸い、ジミーはつながりのある公安幹部のおかげですぐに釈放されたが、幹部は彼に「オマエが会長にならなければ、大陸への海賊版販売ルートは広げられない」と告げる。商売を広げなければ堅気にはなれないと腹をくくったジミーは、次期会長選挙に立候補する。
一方、2年会長を務めたことで権力にとりつかれたロクは、掟を破って次期も会長を続行することを宣言。長老のタン(王天林)は当然ロクに反対するが、ロクは彼を殺し、フェイとトンクンを使ってジミーの命を狙う。そんなジミーは、潜入捜査官だったリックによって自分の行動が筒抜けだったことを知ってリックを殺し、金にがめつい新たな用心棒(マーク)を雇い、ロクの暗殺を企てる…。

2年後の選挙戦は前回よりもさらに泥沼、というよりもまるで底なし沼状態だ。古い時代は終わり、モラルも人間性もかなぐり捨てられた無法の世界と化してしまった和連勝会。ことに現会長(ロク)とその義理の息子(ジミー)の争いであるから、完全に内輪もめである。そうした“近親者”同士の争いであるから、互いに降りかかる暴力や報復も凄まじく、すでに前作ラストで人間性を失いつつあったロクだけではなく、ジミーもまたロク暗殺のために彼の腹心の部下を監禁し、その一人を拷問して牛刀でめった打ちにするだけではなく、自ら…(以下ネタバレ&あまりにもグロすぎるので自己規制)してしまう。彼もまた、権力にとり付かれて自らの理性を殺してしまうのだ。強大な力に魅せられた人間は、本当に恐ろしい。権力を望むことは人でなしになることである。こういうどす黒い感情は、黒社会だけでなく、我々の現代社会のどこかにも横たわっているのではないだろうか。そう思うと背筋が寒くなる。
一度人間性を失ったこの二人に、それを取り戻させようとするのは親族である(多分。でもこう言い切るには自信ないが)。ロクの場合は彼がその素行を気にかけている息子、ジミーの場合は妻だ。ロクは息子に自分と同じような道を歩ませたくないと願い、ジミーは妻と描く未来に希望を託す。しかし、それに手を伸ばそうとしても、二人ともすでに後戻りできないところまで来てしまっていた…。

選挙に勝ち残った“彼”は、大陸へ渡って公安と逢う。しかし、信頼していたその人物もまた、自分の地位を脅かそうとしていることに恐れを抱いていた。
結局、この世界では頂上に上り詰めても、さらなる脅威がその人を狙っているのだ。それがずっと繰り返されるのだが、時代の変化とあいまって、ますます崩壊、というか溶解してしまうのではないだろうか…というのが、ワタシがこの二部作から読み取った主張だ。

原題:黒社会2以和為貴
監督&製作:ジョニー・トー 脚本:ヤウ・ナイホイ 
出演:ルイス・クー サイモン・ヤム ニック・チョン ラム・カートン ラム・シュー マーク・チェン アンディ・オン ウォン・ティンラム 

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エレクション(2005/香港)

エレクション(2005/香港)

“黒社会”という中国語を初めて知ったのは、ユンファたちが出演していた香港マフィア映画からだった。80~90年代、一部の人気香港映画にはマフィアが絡んでいたという有名な都市伝説(?)があり、古惑仔シリーズのB哥で御馴染ン・チーホン兄貴や、この映画の製作会社である中国星のチャールズ・ヒョン(とその兄弟)など、今でこそ完全に(多分)足は洗っているものの、その筋出身の映画人が香港に存在することからも、それがわかる。
日本のやくざ映画はもちろんのこと、ハリウッドでもパパ・コッポラやスコセッシがギャングスター映画を作っていた時代は、もう遥か遠くへ過ぎ去ってしまった。しかし、香港にはまだその流れが息づいている。ジョニー・トー(どーやらこの表記で落ち着いたみたいなので、今後こちらでも“トー”表記で行きます)監督念願(多分)の企画だった黒社会二部作の『エレクション』は、激動の近現代中華史を生き抜き、今は香港に潜んでいる黒社会の過去から未来までを辿り、決して表と交わることなく生きていくマフィアたちの姿をリアルに描いた作品だ。

黒社会の歴史は明朝末期まで遡る。清朝に征服された一部の漢民族たちは、“反清復明”を掲げて秘密結社を結成し、少林寺等に潜んで清朝と徹底的に対立した。清朝が滅亡し、中華民国が生まれても、彼らは闇にじっと潜んでいた。やがて日中戦争が終わり、共産党が台頭して中華人民共和国が成立する時、彼らは香港へと脱出した。彼らは義を重んじ、裏切り者は容赦なく制裁を下した。そして、今に至るのだ。
現代の香港。黒社会の組織のひとつ「和連勝会」では、昔からの伝統で会長を続投させず、2年ごとに新しい会長を選挙で選んでいた。会長経験のあるタン(王天林)たち長老の間で候補に上がったのは、義に厚い昔気質のロク(ヤムヤム)と、商売人だが気性の荒いディー(カーファイ)。長老たちの投票で次期会長はロクに決まったが、納得しないディーは会長の証である“龍頭棍”をロクに渡すな、と現会長チョイガイを脅し、チョイガイは部下を使って龍頭棍を大陸の隠れ家に隠す。それを知ったロクは部下のアウを使い、ディーは妻(マギー)を使って龍頭棍を探す。さらには彼らとは別のボスの配下にあるダイタウ(林雪)、トンクン(カートン)、フェイ(ニック)、ジミー(古天楽)も龍頭棍探しに加わり、後継者争い(というか内輪もめ)は血で血を洗う抗争と化し、泥沼状態に…。

ジョニー親分といえば“暗闇の映画”。やっぱり彼の映画はDVDじゃなくて、映画館のでっかいスクリーンで観ないとという気になる。だってTVモニターが真っ黒なんだもの(『やりび』初鑑賞時がそうだった…)。ええ、今回はもう題材が題材なだけに、暗闇のオンパレード。ジョニー親分が映画を撮ると、香港には陽が昇らなくなるのか(もちろん例外もあるが)!とツッコミたくなるくらいの暗闇。その闇で行われている権力闘争は、一般社会に身を置くとなかなか見えにくいものだが、実は我々カタギの世界、そして国家の下でも展開されているものとかなり共通している。もちろん、この映画は黒社会を礼賛しているものじゃないし、これを観たから「黒社会ってイケてるー」なんてオマエは単純に考えているだろうなんて思ってくれちゃ困る。この映画は黒社会での血みどろな政権抗争を通して、我々の社会にも通じる権力をめぐるドロドロな人間模様を浮き出させて、世界中の観客に見せつけているのではないだろうか。

…なーんてついついカッコつけて書いちゃっているけど、思ったよりグロな場面がなくてほっとしましたよ。昨年のカンヌ番組(フランス製作)で紹介された痛ーい場面もどこだかわかったし(龍頭棍争奪でフェイが大暴れしていたところだったのね)、それを覚悟していたのでとりあえず平静な気持ちで観られたし、笑える場面(それも林雪絡みだ)も多少あったもんね。映画の構成もよく出来ていて、これなら今年の金像奨も納得だと思った次第。
キャストは以前から書いているように、ホントにオトコくさくて野郎ばっか。しかもみんな黒い(それは顔色だけじゃなくて心魂が、ね)。
ヤムヤムは義を重んじ兄弟を大切にするホモソーシャルな男だが、最後の最後でとんでもないことをしでかす(公開前につきあえて書かず)。カーファイは久々のキレまくり男。序盤の拷問シーンでのくだりも含め、とても正気の人間とは思えないくらいキレている。コイツが会長になったら、和連勝会は破滅への道を歩むだろうなーって思ったよ。でも憎々しくないと思ったのは、やはりカーファイのどこかとぼけた持ち味ゆえか。もしかしてこれが、金像で主演男優賞を獲れた要因かしらん。
今回は脇に回った古天楽、出番は少ないものの要所要所で話を引き締めておりました。そしていいオトコに撮れていた…(もちろんホレないけどね)。いいオトコといえば、華仔映画に彼あり!のラム・カートンと、もうニセ學友と呼んではいけないニックも、今までのどこかつかみどころのないイメージを一新してくれたもんだった。特にニックって言ったら、7、8年前は《黒馬王子》や『決戦・紫禁城』で主演に迫る勢いを持ったコメディアンだったのに、2年前に『ブレイキングニュース』で久々に顔を見たと思ったらすっげーシリアスだったので、当時もホントにビックリしたもの。

和連勝会の会長は、結局ロクに収まった。彼のもとにはディーを始め、ジミー、フェイ、ダイタウ、トンクンが集まって兄弟の契りを交わし、ロクは彼らの“契父”となった。…しかし、その地位に安住したいロクは、思いも寄らない行動に出てしまい、手に入れた権力への執着を見せるようになる…ということを匂わせながら、物語は『エレクション2』に移るのであった。

原題:黒社会
監督&製作:ジョニー・トー 脚本:ヤウ・ナイホイ 編集:パトリック・タム 音楽:ロー・ターヨウ
出演:サイモン・ヤム レオン・カーファイ ルイス・クー ニック・チョン ラム・カートン ラム・シュー ウォン・ティンラム マギー・シュウ

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香港黒社会選挙戦(違う)終了。

ただいま深夜バスからです。Filmexツアー、無事終了です。

いやーしかし『エレクション2』!ヤムヤムと古天楽との暗黒対決でしたわ。今晩の夢に○を持った無表情で血まみれの古天楽(ってネタばれかな?)が出ないことを願うばかり…。

では皆様、お疲れ様でした(_ _)Zzz。

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まずは黒社会選挙前半戦終了。

まずは黒社会選挙前半戦終了。

この写真は映画の後の有志お茶会@ベトナムカフェでいただいたタピオカココナッツパフェ。

まずは黒社会選挙前半戦終了。

こちらはサイモン…じゃなかった、サイゴンコーヒー(笑)。ヤムヤムのように渋さの中にまろやかな甘みがあったのでしょうか?

ただいま持参した仕事を、自宅パソコンを使ってやっとのことで終えました。ああ、もうこれで『百年恋歌』は観に行けない…(泣)。仙台に来てくれることを祈ろう。
それはともかく、昨日は雨がぼちぼち降る中、フィルメックス@有楽町朝日ホールにて、ジョニー親分渾身の二部作『黒社会』こと『エレクション』を鑑賞してまいりました。また、同行の士の皆様にも、東京国際以来2週間ぶりに会えたことも嬉しかったですわ。お茶までご一緒できて楽しかったです、とこの場を借りて感謝の意を表明いたします

さて、『エレクション』は来年初頭の日本公開が決まっているようで、素敵で渋いデザインのポスター&チラシが完成しておりますよ。感想は明日以降アップいたしますが、思えば2年前に初めてフィルメックスに参加し、ジョニーさんがこの作品のことについて語っていたのを間近で聞いて、うおーすごそうと思ったことがまるで昨日のように思い出されます。カンヌでの野郎ばかりのレッドカーペット(あと、これとかこれとか)も同時に思い出しましたよ(いや、間近では見ていないよ、もちろん)。
そういえばこのころは、いったいだれが出ているのかよくわからなかったんだっけねぇ、野郎ばっかってこともあってさ。ついでにチェリーちゃんもやっぱりでていなかったのね、といまさらわかったのであった(こらこら)。
現時点でのピンポイント感想を言えば、思ったよりグロくなかったこと、主演二人、つまりヤムヤムとカーファイの演技は素晴らしかったこと、古天楽がハンサムに撮られていてええ男だったこと、ラム・カートン&ニック・チョンのイメージがかなり変わったこと、そしてこれが金像奨を獲ったということには大いに納得したってことかしらん。いやー、観られてホントによかったわー。

そして夕方からは再び有楽町へ。さー、いよいよ選挙戦後半ですよ!
先に拝見なされた方の話によると、2の方が結構きついとの事なので、それなりに覚悟して向かおうと思っています。
そして今夜は夜行バスで盛岡に戻ることになるんだけど、夢に血みどろのヤムヤムや古天楽や黒社会の皆さんが出てこないことを願おうかしらん…(こらこら)。

あ、今夜もご覧になる皆さん、またまた頑張りましょう。

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明日からFilmexです。

というわけでただいま車中の人と化しています(ヘンな表現だなー)。
2週間ぶりの東京遠征、まだ寒くないんだろーなー、『百年恋歌』と表参道ヒルズのレスリー・キー写真展を見ようかなー、などと思っていたのですが、諸事情により火曜の午後イチで提出しなければならないブツが上がらなかったので、仕事持参ツアーになってしまいました(;_;)。
ええ、月曜の夕方までの空いてる時間で上げます。そして火曜は夜バスからそのまま出勤ざんす…。
では、皆様もご健闘を(とまたヘンな表現の結びで失礼)。

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ピアニストのユンディ・リくんは香港の居住資格を得たそうですが、それってホント?

あ、ホントのようですね。サーチナにありました。
といっても題名とは全然関係なしで、昨年のジェイに続いて『AERA』の表紙を飾った華流アーティスト(笑)ジェリーの話です。
まー、ワタシはジェリーの顔が苦手なので彼が好きになれないというのは前々から書いてきたものの、それでも決してあの方と瓜二つだから苦手ってことじゃないですよね。(苦しいぞー)
そーいやぁワタシはユンディくんとジェリーを間違えた(苦笑)ってのもあるけど、あの方も加えたあの3人って顔面相似形なのかしら。(他の顔面相似形の例:ディランともこみち、張傑と要潤、ラウチンとミヤ、リッチーと岸谷ゴローちゃん…って何人のファンに怒られるんだ自分)

てなわけでAERAをじっくり拝見。
…ふーむ、いま君もあの方と同じく髪を伸ばしているのね。でも、瞳が大きいのと唇がややポテっとした感じなので、やっぱりあの方とは似て非なる顔立ち。(アーロン+佐藤浩市氏)÷2か?っていろんなヒトに怒られそうなことを言ってみる。で、決定的に違うのは身長。うわー、180センチあるの!そーいやぁ他のF4のメンツもでかいよね。山脈か(なんだそりゃ)。
次にインタビュー。ワタシはジェリーのことはホントによく知らんので、ふむふむ、ヘーッといいながら読んでいましたよ。しかし、デビュー当時は「傲慢だ」とか言われていたのね。それってやっぱり道明寺のイメージから?それともやっぱりそのか…(地雷踏んだ発言になったので以下略!)で、芸能活動に関してはけっこう野心的なのね。そこまで言うならドラマよりも映画に出てほしいなぁ。台湾映画だとギャラの関係で厳しいかもしれないが、香港映画だったらなんとかなるんでは?ダニエル・リー監督と組んで成功したヴァネの例もあるしさ。

そんな感じで楽しく読んだインタビューなんだけど…ちょっとだけツッコミを。
この記事を書いた編集部員さん、ジェイとジェリーのどっちが“華流の大本命”なんですか(泣)?締めの言葉が同じってーのはどーゆーことなんすか(T_T)。

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電子辞書を買いました。

考えてみたら、学生時代から中国語を学んで約15年、英語は小学校4年から英会話スクールに行っていたので25年以上学んでいることになる。うわー、スゴイな自分、それほど勉強好きじゃないって思っていたのにな。
その中でも一番語学を勉強したのは、やっぱり専門で外国語を学んでいた大学時代。あの頃はねー、中国語もそんなにメジャーじゃなかったから、辞典も少なかったし、あったらあったでかなり分厚くて、寮生活や留学していたころはそうでもなかったけど、通学する時にも辞書を持って歩いていたからかなり大変だったのよねー。ちなみにワタシが使っていたのは、大修館書店の中日大辞典(のちに小学館の中日辞典)と小学館の日中辞典でしたわ。厚さ5~7㎝×2冊をブックバンドで留めて腕に抱え、テキストの入ったリュックを背負って毎日通学してましたわよ。オサレやスマートとは程遠い大学生でしたわ。これを見た当時の担当教授は「そりゃー武器になるな、夜道で襲われた時に投げつければいいよ」なんてヘンな誉め方をしていたっけなー。
大学を出てしばらく中国語学校に通った時も、就職して語学教室で中国語学習を再開してからもずーっと辞書2冊を持ち歩いていたのだけど、さすがにブックバンドではなくレッスンバッグに2冊並べて入れて通っていた。…しかし時はあっという間に過ぎ、テクノロジーもあっという間に進歩したこともあって、いつの間にやらワタシの周りは英語教室でも中国語でもでっかい辞書を机の上に並べている人が自分以外いなくなってしまったのであるよ。

そこで一大決心。ええ、題名通り電子辞書の導入に踏み切りました。
最近は職場の勤務終了が早くても夜の6時、そして週1回で通っている中国語が6時30分スタートなので、職場から直接行っているのだけど、買ったばかりのエディターズバッグに辞書を2冊放り込むと、とにかく重いんですわー。電子辞書なら中国語辞典の2/3冊くらいの重さで、英語も国語も辞典コンテンツが充実しているし、文章書き指導の仕事はもちろん、海外旅行でも役立つし…。そう思いつつも、今までは「だって高いしー」ってだけで買わなかったんだよね。すみません根がビンボーなんです。

購入したのはキヤノンのワードタンクV90。中国語の先生に薦められたので(^_^)。とりあえず、今のところの最新版です。
中日・日中辞典は講談社版が採用。

講談社日中辞典
相原 茂編集
講談社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


講談社中日辞典
相原 茂編集
講談社 (2002.12)
通常24時間以内に発送します。

しかし、フィルメックス上京を控えているのに、出費がかさむなぁ…。まぁ、早めの誕生日プレゼントfor自分ということにしておきます(笑)。

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ウィンターソング(2005/香港)

1990年代半ば、天津出身の小軍と広州出身の李翅が香港からニューヨークに移り住んで偶然の再会を果たそうとしながらすれ違っている時、彼らの故国・中国の北京では、北京電影学院で監督を目指す若き香港人、林見東(金城武)が、自分の食べていた麺をつまみ食いしていた貧しい少女、老孫(周迅)と出会っていた。10年前の小軍と李翅のように、お互いに孤独な中で出会った見東と老孫は、映画『ラヴソング』で描かれたのとは全く違った形で10年を過ごし、2000年代半ばの中国映画界で再会を果たす…。

約8年ぶり(正確に言えば9年ぶり)に、ピーター・チャン監督が長編映画に帰ってきた。
もちろん王家衛もウーさんも新作が楽しみな監督であるけど、香港映画にはまりたてのころに『月夜の願い』と『金枝玉葉』2部作を観て、そのつくりのうまさに感心して名前をチェックしたもんだった。久々に新作が観られて嬉しかったのは言うまでもなし。それが『ウィンターソング』なのである。

現在の上海。中国映画界の実力派映画監督・聶文(學友さん)が新作映画『毋忘我(forget me not)』の製作発表を開いていた。主演は、聶文作品の常連であり、彼のパートナーでもあるトップ女優孫納―かつての老孫と、香港映画界のスター俳優に成長した見東。彼は10年ぶりに再会した老孫が、今自分をどう思っているかということが気になってたまらないが、彼女は無表情と無関心を押し通す。
『毋忘我』は、芸術映画の多かった聶文が初めて取り組むミュージカル映画。サーカス団の空中ブランコ乗り小雨(孫納)は過去の記憶を全て失っている。彼女はサーカス団の団長に愛されていたが、その前にかつての恋人だった張揚(林見東)が入団してくる。やがて小雨の記憶が甦り、二人の愛は再び燃え上がるが、二人の関係は団長にも知られ、彼は小雨を責める…。
映画の製作が始まったが、肝心の団長役が決まらない。そこで聶文自らが演技することになる。老孫と見東の間にただならぬ雰囲気を感じた彼は、嫉妬に駆られ、映画製作にも支障が出る。

恋愛において、女より男のほうがロマンティックで、女はリアリスティックである。でも女が恋愛に対してリアリスティックな感情を抱くのは、お金や生活のような具体的なものを求めているのではなく、自己実現のために考えて行動しており、それとともに恋愛しているのだ。『金枝』2部作の昔から『ラヴソング』を経由してこの作品まで、ピーターさんが描く恋愛模様にはこんな要素が感じられる。女は男の支えがあって自らが求める夢へと進むことが出来るが、その恋愛に没頭していた男は、女の気持ちがうまくつかめず、彼女に去られて呆然とする。サムも小軍も、そんな男だったような気がするし、ローズやウィンや李翅も、まさに自らの夢を求めて突き進む女だった。
ただ、小軍&李翅と、見東&老孫の二組は一見似ていても、実は微妙に違う。それは彼らが生きた時代や場所が全く違うことも含まれるし、立場が違うこともある。さらに見東は、老孫が自分の目の前から去ってしまっても、ずっと彼女を心に抱いていたのだ。…うーむ、こんな彼をいったいどう評価したらよいのやら。一途な男なのか、単に女々しい輩なのか。特にこの映画を観た男性に聞いてみたいもんだ。
また、この映画は確かに見東と老孫の物語であるけれど、彼らの間にはもう一人の要、聶文がいる。まるで某イーモウと某コン・リーのような関係を築いていた(って私以外の何人がそんなことを思っただろーか)聶文と孫納だが、ミューズは彼の元を去ろうとしている。おそらく聶文は見東より長く孫納と時間をともにしているだろう、彼もまた孫納に魅せられていたから、創作と恋人との想いで悩むところとなり、自らも演技者となり、その苦悩を歌に託すのだ。彼らの思いを反映するかのように劇中映画は展開し、見東は現実の北京で、聶文は映画のラストシーンで、孫納への思いを告げるのだ。

この物語をしっかり支えたのが、32歳の金城くんと44歳の學友さん。
金城くんはこれまでの自由さを残しながらも、恋に悩み煮え切らないままで10年間思いを抱え込んでいる役柄をうまく体現していた。最初の劇中映画の、小雨をみつめるシーンでの瞳の暗さに炎を感じたようだもの。レスリーが去り、トニーやりよんが年齢を重ねた今、こういう役どころが似合う俳優はなかなかいない。ステや彦や張震だと全く違ってしまいそうだもの。ピーターさんが彼を起用し、絶賛して次回作にも起用した(時代劇だって!?)のも納得。
しかし、そんな金城くんの好演を歌だけであっさり食ってしまったのはやっぱり學友さん。いや、歌だけだったら今までもエンドタイトル等で聴いてきた。だけど今回は、チンピラ役なんかじゃなくて映画監督、しかも世界にも稀な“歌う映画監督”なのだから!劇中衣装をまとい、愛してきた小雨の不在を嘆く場面で歌う歌に、多少涙腺を刺激されたもんで。いやー、映画の場面でこんなにエモーショナルになれるのなら、もし今『雪狼湖』を観るチャンスがあれば、きっと号泣していたぞ(実は観たことがない。VCDかDVDって出ていないのかなぁ…。國語版でもいいし)。
周迅ちゃんは『お針子』『パオペイ』で見られるように、出会った男をたちまち虜にさせる小悪魔性が持ち味だと思う。顔もチワワ系だし(そうか?あと、中越典子嬢にちょっと似ているかな、という印象も)。か弱さとしたたかさ、野暮ったさと洗練の二面性を細い身体に秘めている。ツーイーほど小娘でもないし、ヴィッキーほど大衆的でもない。でも、やっぱりちょっとクセのある女優さんかな。そしてフランス映画向き。
で、狂言回しだったチジニさんなんですが…、何役やっていた(笑)まー皆様と同じように、アタシも彼はチョンホさま(あれだけ韓流嫌いとか言っておきながら、チャングムは多少は観ているんだなこれでも)しかイメージがないんで、ひげのないチョンホさまは地味ねー、なんて思ったんですが。ほんで何役やってた?と出番を数えながらも、誰かさんと違って(誰だよ)でしゃばっていた印象はないので良しとしたいわ。偉そうね自分。

と、まぁ、ここでとりあえず感想は終わり。
あ、でも、実はちょっとだけ気になった部分がある。それはラストの場面なんだけど、ネタバレになってしまうのでまた後日書きたいと思う。
なんで、あの言葉をあれだけ引っ張ったのかなぁ…。

原題&英題:如果・愛(perhaps love)
製作&監督:ピーター・チャン 脚本:オーブリー・ラム&レイモンド・トウ 撮影:ピーター・パウ&クリストファー・ドイル 音楽:ピーター・カム&レオン・コー 美術:ハイ・チョンマン 振付:ファラー・カーン 編集:ウェンダース・リー&コー・チーリョン
出演:金城 武 チョウ・シュン ジャッキー・チョン チ・ジニ エリック・ツァン サンドラ・ン

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東京国際ツアーでは、こんなものを食べていた。中華関連編

今週は中国語会話に周迅小姐が出て、「自分を漢字一字に例えるなら、名前にもある“迅”ね」と語ったり、『AERA』にピーターさんのインタビュー記事が載ったり(もっと大きければよかったのに…)と、今週末公開の『ウィンターソング』関係ネタを多く見かけるけど、まだ続けます東京国際ネタ。あ、でもたぶん今年はこれが最後です。
旅行には食べ物がつきものなので、当然の如くの食べ物ネタです。

今年の宿は赤坂で、某TV局のすぐ近く。六本木までは歩いて30分以内(ただ、夜遅くなると地下鉄か100円バスを使わざるを得ない)、渋谷までも乗り換え一駅で楽だった。このあたりはTV局が近いせいか、食べ物屋さんも夜かなり遅い時間までやっているので、お腹を減らしたまま終電で帰ってきても、とりあえず飯にはありつけそうだなと思った次第。
到着してチェックインまで間があった1日目の昼。その赤坂のピザカフェ「Savoiaを通りかかって見つけたのが、あのアンドリューのエッグタルト(ホントはタンタッと書きたい…でもいーや)。うわー、香港でも見かけなくなって久しいのに、まさかこんなところで再会できるとは!とビックリ。早速入っていただいてみた。
…うーむ、カスタードがしっかりしていておいしい。これで出来立てならもっとおいしいんだが。でも、これはきっとマカオから直輸入だから、冷凍状態で保存されているんだろーなーとおもったか。(いや、違うってば>自分。後で知ったことだが、申し出れば温め直してもらえたらしい…)そういえば香港でアンドリューのお店が乱立していた頃、首都圏の香港好きの方は街を発つ直前に箱でエッグタルトを購入し、帰宅したら箱ごと冷凍してしばしマカオ(この場合は香港か)の味を楽しんでいるってことがあったそうですねー。これ、やってみたかったですわ。

2日目の昼にいただいたのは、すっかり通ってしまっている麻布十番の海南鶏飯
12時前にお店にたどり着いたので、席はがら空き。天気もよかったので、ベランダ越しのカウンター風の席にひろりんさんと二人で並んで座った。
いつもは鶏ばかり先に食べてしまって、ジャスミンライスを残してしまうのだけど、今回はなぜかライスの方がおいしく感じて、なぜか鶏を余してしまったりして。なお、今回はたれは生姜が美味でしたので、生姜たれの補充もまめにしてもらいました。天気も風もよく、目の前にはいい感じに枯れた草も生えていて、気分はシンガポールの初秋(なんてあるのか?)なり。
その後はヒルズに寄って、に続いて「英記茶荘」をのぞく。春の限定お茶は正直言って好みじゃなかったので、あまり期待していなかったのだけど、この秋の限定茶が栗のフレーバーティーで、紅茶と中国茶に玄米茶を混ぜ、栗の香りがつけてあるお茶を試飲したら、意外といけたので購入してみた。もちろんホテルでも入れましたよん。ほんのり甘いので味が西洋のマロンティーに偏っているなぁという感じもあるけど、栗香料が味の邪魔をしていなかったので一応合格かな、と。春のお茶は香料とお茶の葉がアンバランスだったと思ったのですわ。

『イザベラ』鑑賞後は、同行の志の皆さんと渋谷の台湾料理店でディナー。
場所的にディープなところだったせいか、ホールの方々は北京語ネイティブ(台湾人か中国人かはわからないけど)だった。料理は小皿でちょうどよかったけど、土曜の夜で混み合っていたせいか、ちょっと後半の料理が遅れていたかな。でも完食しましたし、ビールもうまかったです(笑)。

そして3日目はひろりんさん&Mさんと横浜中華街に日帰り遠足。
いつもここに来る時は何も地図も持たないので、どこに何があるのかわからなくなってしまうのだけど、今回はおのぼりさんの必需品(笑)文庫版マップを持っていたので、お店の位置はだいたい把握。今回入れなかったお店も、次回訪問の際に寄れるようにして置けるぞ。
まずは大通りからくるっと回ってみる。休日なので相変わらず混んでいるけど、脇の方を通りをのぞくと、行列のできている小さなぶたまん屋があったり、狭いカウンター席で水餃子を出してくれるお店があったりで面白い。水餃子屋は今度来た時に行ってみたいので、そのときまでお店がありますように…。
お昼は飲茶で、という提案があったので、翠亨邨茶寮にした。…しかし、ここは少人数のお客様のお店ってこともあって、3人ではちょっときつかったか。写真を撮るのを忘れてしまったけど、3つ入りの点心をいろいろ頼んで食べた次第。
その後はゆるゆると中華街散策。以前TVで紹介されたというお店を見つけてチェックしたり、お店に来ても絶対写真を撮らさせなさそうな意外な若手俳優(中華電影にも縁が深い俳優さん。さー誰だ?)とお店のママさんが並んだ写真を見つけて大はしゃぎしたり、先日リヨン谷原が取材に訪れたのでも御馴染悟空茶館中国茶野点セットを見つけて「これは是非やってみたい!しかしこのセットなら家の茶器と綿入りポーチを使えば充分用が済むのでは?」なんて思ったり、直輸入の中華VCDやCDを扱っているお店の入り口にステ主演のドラマ《老馮日記》のポスターを見つけて「なんかこのステ、かわいいけどオッサンっぽいよねー」などといって過ごしたのであった。
陽は西に傾き、お腹も空いたしお茶もしたいということになり、どこか適度なお店で点心を…と歩いていた時に発見したのが、麻婆豆腐専門店にしては内装がオサレなカフェっぽい「辣」というお店。ここのオーナーは某有名レース店の店長さんだとか(なるほど、それならオサレだ)。しかもティータイムには点心とお茶を提供とあったので、帰るまでここで過ごすことにした。ここで飲んだのは阿里山烏龍茶だったかな。カップには唐辛子がデザインされていてユニークだった。つまんだ点心は水餃子。
その後、JRで東京に向かい、上京組の我々はそのまま新幹線で帰盛したのであった。

こんな感じで過ごしていたのであった。まー中華以外でもたくさん食べていたから、今ちょっと体重計に乗れない…(苦笑)。
今回は久々に横浜をじっくり見られたけど、東京の中華なお店もちょっと開発したいなぁ。
このところ大久保のアジアンタウンに行っていないけど、もういまやすっかり韓流一色になってしまっているんでせうねー…。

で、2週間後のフィルメックスツアーでは、何を食べようかのー。ははははは。

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アジアの風、もうちょっとだけ強く吹いてくれ。

東京国際が終わると、冬の足音が大きくなってくるような気がする。今年もあと2ヵ月かぁ…。
今月はフィルメックスも控えているので、“映画の秋”はまだまだ続くのだけど、やっぱり国際は自分が参加できる映画イベントの中で一番大きなものだから、ちょっと一区切りつけたい気分になってしまうのだ。

関東から地方に移り住み、そこで映画好きになった私にとって、東京国際は東京近辺の人にとっては非常に美味しい映画祭だよなぁと思っている。だって、会場は2ヵ所に分かれているけれど、普段なかなか観られない映画をたくさんやってくれるんだもの。でも、ワタシのような遠方の人間でも、短期決戦を狙えば、たくさん観ることはできるもんね。あと、六本木と渋谷に会場が分かれた2年前からは、1ヵ所で複数のスクリーンがあるシネコンで行われるようになり、六本木なら映画のはしごも簡単にできるようになったのは助かる。そのかわり六本木⇔渋谷間の直接的な交通が都バスしかないっていうのはどうかなーと思うのだが。
初めて東京国際に参加したのは9年前、その時は特別上映の『Kitchen』とアジア映画賞授賞式記念上映の『ラヴソング』@渋谷公会堂を観た。でも、当時は映画祭といえば、渋谷駅をはさんでbunkamuraと反対側にあった、今は亡き渋谷パンテオン@東急文化会館で催された東京ファンタの方が、存在が大きかった。ファンタについては以前も書いたので、ここではパス。その3年後に実施された協賛企画の香港映画祭も楽しかった。上映館が渋谷東急だったので、ファンタノリは引きずっていたんだけど、記念セレモニー&『花様年華』上映がオーチャードホールだったので、半分国際映画祭って雰囲気だった。そういえば、あの時生まれて初めて、生のトニーを見たんだっけなぁ…。

そんなこんなでブランクがあり、ファンタも2002年以降は足を運ぶこともなく、ちょっと血中香港濃度が低くなっていたんだけど、その間に国際のアジア映画部門上映は「シネマプリズム」から「アジアの風」に変わり、プログラムディレクターにあの暉峻創三氏を迎え、上映本数の増加と共に香港映画の上映も増え、今や東京国際映画祭の中で最大の上映本数を誇る部門になったとか。
テルオカさんには、正直言って感謝している。なんてったって、この映画祭では、香港映画にもいろんなものがあるってことを教えてもらったし、2年前に『2046』のついでのつもりで、パン・ホーチョン3作品のチケを軽い気持ちでゲットしたら、それが大当たりだったのだから。昨年のラインナップだって、香港復活節映画がそのまま日本に引っ越してきたような豪華さだったし、もう喜べないわけはない。

ただ、ここからちょっとマジメなことを書くけど、いくら映画のお祭りとはいえ、これでいいのかなーと思うことも多少ある。
例えば、販売開始直後速攻で完売した映画で、映画祭時での上映ではもちろん満席で大盛り上がりなんだけど、肝心の一般公開時は初日がガラ空きだったりすること(何の映画とはいわない)。なんだかなぁ…っていうのが正直なところ。地方在住者でもやっぱり大スクリーンで映画を観たいっていう願いがあるんだけど、それはやっぱり一般公開でそれなりに人が入ってくれれば、地元の映画館も上映を考えてくれるかもって思うところがあるんで。(ちなみにわが街では、単館系香港映画の上映は、今年1月のF4映画祭と昨年11月の『江湖』以来、全くといっていいほどありません…。大事件も忘不了もディバージェンスも精武家庭ももちろん、猛龍すらも来ていないんだから)
それに関連して、前売時販売のチケットが少なすぎるんじゃないかということ。今年は『シルク』が取れなかったけど、後で聞いたらあまりに完売が早かったので、マスコミ席を当日券に回したら、けっこうな枚数が出たというので、ちょっとガッカリしちゃったんですわ。それならもうちょっと前売の枚数増やしてくれよーって。
とりあえず、こんなところかな。あとは上映スケジュールの問題とか、ティーチインの時の段取り(と質問の質…ってすごい暴言でスマン)をもう少しなんとかしてほしいとか、他の人が書いていることとダブるので省略。

あ、でもこれだけはいいたい。
ここまで多くの国から多くの作品を呼んでいるのだから、アジアの風作品だけで全国上映ツアー(というか移動映画祭)をやってほしいんですよ!
昨年は幕張で台湾映画を中心にアンコール上映され、今年は大阪でセレクトされた作品が上映されるそうですが、ワタシの他にも絶対いると思うんですよ、アジア映画を観たい地方の映画好きが。もちろん香港映画も何か入れてほしいけど、せっかくの機会だから、ここ数年の一押しであるマレーシアやシンガポールの中国語映画が観たい。だって、映画祭ではどうしても香港(または観たい台湾や中国)映画中心でスケジュールを組んでしまうから、その他の映画を脇に回しちゃうんですものー。中華電影好きならきっと共感できそうなマレーシアの『細い目』や、2年前のシンガポール映画『ライス・ラプソディ』、時間があったら是非観たかったですよー。

だからTIFF事務局さん、もしかしたら採算面では厳しいのかもしれないのですが、“アジアの風”移動映画祭というのを是非企画してください。東北ならおそらく仙台あたりで止まっちゃうのかもしれませんが(あるいはドキュメンタリー映画祭の基盤がある山形か?)、そしたら新幹線を使って観に行きますから!(一番いいのは盛岡で観られることだが)
もうちょっとだけ、アジアの風を強く吹かせてくださいよ。

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『武侠映画の快楽』浦川留&岡崎由美

ちょっと国際ネタはお休みして、六本木の青山ブックセンターで買ったこの本をご紹介。
御馴染浦川とめさんと、金庸小説の翻訳者岡崎由美先生による、武侠映画メインのレクチャー本ですよー。

武侠映画の快楽
岡崎 由美著 / 浦川 留著
三修社 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

岡崎さんの武侠小説紹介本は、すでに『漂泊のヒーロー』を読んでいたんだけど、これを読んだのはまだ金庸小説を『笑傲江湖』しか読んでいなかった頃だった。当時の感想はこちら

漂泊のヒーロー
岡崎 由美著
大修館書店 (2002.12)
通常1-3週間以内に発送します。

これを読んだ頃は、武侠小説と武侠映画がここまで日本で浸透する(そうか?)とは思わなかったっけねぇ…。でも、この後に『英雄』が世界的に公開され、金庸作品も中国ドラマが日本に輸入されるようになり、中華もの好き以外の人々にも金庸や武侠映画が知られるようになった。(うちの職場の非常勤職員さんにも金庸小説を読破した人がいた。負けた…)いい時代になったもんだ。

で、『武侠映画の快楽』。武侠系電影についてはおそらく第一人者である浦川さん念願の武侠映画本で、まずは一般の映画好きの皆様が武侠映画を観て抱くであろう最大の疑問「武侠映画ではなんで人が飛ぶわけ?」に答えることから始まる。そこから岡崎先生による武侠映画の起源や現代中国にも生きる武侠精神などの解説が加わり、『臥虎蔵龍』『英雄』『十面埋伏』などの基本的現代武侠映画から星仔による武侠精神リスペクト映画や王家衛のあの映画まで、とにかくこれぞ武侠映画というものを全て集めた、「初めてでも安心の武侠映画本」という感じ。
もし、「なんであんな人がひょいひょい飛ぶ映画が好きなの?」と一般の方に言われた場合、「とりあえずこの本読んでっ」と渡してあげたいです、ハイ。

浦川さんも岡崎先生も文章が面白ーい。詳細な注釈もあるので(『香港映画の街角』ほど大量じゃないけど)、過剰にマニアックにならずに適度に丁寧な印象を受けました。
紹介された映画の中には、まだ観たことがないものもあるので、いつかDVDでも借りてみておこうっと。

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フィルメックスツアー決定。

…つまり約2週間後の東京フィルメックスで上映される『黒社会』2部作のチケットを無事ゲットできたのですが。
両作品とも最前列ってどーゆーことだよん?血ドバやグリグリやきっつい拷問を間近で観なきゃあかんとは(>_<)。繊細なアタシの神経が耐えられるかしらん(嘘つけ)。ま、あれこれワガママ言っていないで、チケがゲットできただけでもありがたく思わなければ。

というわけで、また上京しまーす。
さーて、行きの新幹線と帰りの夜行バスと年休の手配をしなければ…。

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香港の美肌監督は、今年もまた東京にしゃべりに来た。

香港の美肌監督は、今年もまた東京にしゃべりに来た。

右上がホーチョンのサイン。下がイザベラヴァージョンのポスター(だと思う)

予告通り、愛とツッコミのティーチインレポートイザベラざんす。

先にも書いたとおり、パン・ホーチョン作品は一昨年特集上映が組まれたこともあって、3年連続で来日しているわけだけど、一昨年は『ビヨンド・アワ・ケン』以外の彼の作品(『夏休みの宿題』 『ユー・シュート、アイ・シュート』 『大丈夫』)を観ていたのにもかかわらず、ティーチインに参加することがなかったんですわ。確かあの時は2回目の『大丈夫』上映時にチャッピーと共に、そして『ビヨンド』で陶紅&ジルと一緒に登場したんだっけ?
昨年の『AV』ティーチインでやっと生ホーチョンに遭遇。最前列で見ていたMさんが「ホーチョン、肌美人!毛穴ないのよー!うらやましい!」と感激していたので、上方の席にいたワタシは「いつかじっくり彼の美肌を見てみたいもんだぜ」と思ったのだった(先日1年ぶりにMさんに再会し、そのことを話したら「…それって誰だっけ?ステじゃないよね?」と言われてちょいとコケました)。

そんな思い出話はこのへんにしておいて、10月28日分のティーチインを自己流で採録。

Q:映画を撮る上で心がけていることは?
ホ:一番大事なのはストーリーだ。これぞ映画の魂だからね。

お、これは脚本家出身らしい発言ですね。彼は監督デビュー前に幾つか小説も書いていて、これまた前にも書いたけど、『フルタイム・キラー』の原作も手がけていたというし。 

Q:なぜ中国返還前のマカオを舞台にしたのか?
ホ:マカオは中国が最初に欧米列強に植民地化され、一番最後に中国に返還された都市なんだ。この街の400年の歴史と、生まれてから長い間父親を知らずに育ってきた少女がやっと父にめぐり合うという人生を重ね合わせたかったからだ。

これは気がつかなかった。マカオは香港よりヨーロピアンな都市だから、オリエンタル・エキゾティズムを求めたのかな、なんて思ったのだけど…。マカオを舞台にした映画といって思い浮かぶのは、『ロンゲストナイト』とか『Bad Boys』とかだな。でも、あれらの映画じゃ街自体の印象が薄かった。

Q(先の質問と同じ方):劇中にふんだんにファドが盛り込まれていたなかで、ラストにあのファドの曲を選んだのはなぜ?
ホ:マカオはポルトガル領だったから、ポルトガルの伝統音楽であるファドをどうしても使いたかったんだ。ラストに流した曲は、音楽のピーター・カムと一緒にファドの音源を聴きまくってこれだというものを選んだんだ。…ま、実はあのファドを歌っている女性シンガーと個人的に仲良くなりたかったってのもあるんだけどさ。
司会:で、歌手の方とは仲良くなれたんですか?
ホ:もちろん、仲良くなれたよ。

なんか、こーゆー下心見え見えの考えは『AV』の頃と変わってないんすけど(爆)。選曲に関してはわりとストレート、でも彼には王家衛ばりのセンスがあるっていうことを実感。もちろん、劇中でチャッピーとイザベラが口ずさむ梅姐のヒット曲も、かつて『大丈夫』の挿入歌で使われた『書剣恩仇録(だっけ?)』も…(笑)

Q:出てくる料理がみんなおいしそうでしたね。ところで、監督の演出方法は?
ホ:演出法というよりも、いい俳優を選べばそこで演出が決まってくるんだ。まず、映画に出てもらいたい役者をセレクトしてから、彼らが過去に出ていた作品をチェックして、それがよかったら起用するんだ。(続く)

ここでいったん中断してコメントを。
ということは、キャスト優先主義なんだ。ちょっと意外。
これまでホーチョン作品に登場したなかでいつも出ているといえば。チム・ソイマンさん(あれ?今回はヤンのアパートの管理人さんか?)にデレク、そしてチャッピーくらいか。この作品には出ていなかったけど、エリック・コットや張達明も御馴染だ。その中でもチャッピーは同世代だから組みやすいんじゃないかな。
しかし、彼の作品にトニーが出るってことは…おそらくないだろうな。彼にホーチョンがいったいどういう役を振るんだかって思うと、全然想像できないもの。

(上の続き)ホ:あ、マカオの料理は確かにうまいよ、Macau Food,イチバン!(英語&日本語)
司会:同僚役のアンソニー・ウォンは美味しそうに食事していましたねぇ。あのシーンって、いったいどう撮ったんですか?
ホ:あのシーンはアンソニーの演技の影響がよく出ているんだ。彼の登場する3シーンは一気に4~5時間で撮った。そのうちでハンバーガーを7,8個、麺を4杯、そして牛肉を2皿食べていたよ。本人は「美味くねぇ」って言っていたんだけど、彼はやっぱりいい役者だから、美味しそうに撮れていてよかったよ。

秋生さんの見事な食べっぷりはホントに注目もんだった。もしこの演技で来年の金像に助演男優賞ノミネートされたら、それはそれでまたすごくないか(笑)。

前半はこんな感じで進んでいった。
ワタシは2階席なので、質問ははなっから諦めていた。でも、聞きたいことはいろいろあったのよねぇ。まー、それは次回の映画祭に来るであろう新作で、前方の席が取れたら聞くってことにしておくか。
ところで、映画祭という場所に集うのはほとんどはファンであって、熱心に作品を鑑賞して、彼の映画や香港映画のある種の特徴を理解しているのはもちろんなんだけど、そうでない人もたまにいるんだなぁという質問が幾つかあった。質問された方にはホントに申し訳ないけど、んんんーって気分になってしまいましたよ。

Q:1・この映画は実話を元にしているのですか?
  2・ファーストカットとラストにヤンが煙草を吸っている同じシーンが登場してくるが、その意味は何か? 
   3・途中にヤンが多くの女性たちをオーディションしているように見える場面があったが、あれはヒロインのオーディションを劇中に挿入していたのか?よく理解できなかったのだ。

ここで申し訳ないけどツッコミ。3番目の質問の場面の意味、アタシはもちろんわかっていたし、近辺に座っていた香港映画好きそうな女性グループも異議申し立てをしているのを聞いた。ああいうシチュエーション、男の人にはわかりにくいものなのかなぁ(質問者が男性だった)。 

ホ:(通訳さんに)…何だっけ?(ここで爆笑)
1つ目の質問については、これは本当の話ではないってこと。
『大丈夫』を撮っていた頃、チャッピーが「付き合ってる彼女と結婚したいんだ」と話してくれたんだ。その言葉に「実はもう大きな娘とかいるんじゃねーのか?」なんて冗談を言って返した時に、この物語を思いついたんだ。昔の彼女の生んだ娘が、自分の知らぬ間に街を歩いていてすれ違っていたりってことは、もしかしてあるんじゃないのかな、なんて思ってね。

ここでうまく元ネタ話に着地してくれたのはありがたいぞ。…そうだよね、オトコっていう生き物は命を授けても決して産む性ではない。だから彼女が望まない妊娠をしてもどう対処していいのかわからず、ついつい冷淡になってしまうってのはよくわかる。常日頃、オトコどもよエッチするにはちゃーんと最後まで責任取れよーって思っているからね(あ、実体験にあらずよ、念のため)。そんな中でいきなり大きな娘が目の前に現れて「パパ、アタシはアナタの娘よ」なーんて言われたら卒倒するに違いないんだからさ。ってそこまではいかんか。

ホ:タバコについては、これは映画内での重要なポイントなんだ。ヤンの母がタバコを吸うようになったのは、センが彼女を捨てたからだ。後にヤンと母親はタバコを買った途中でセンと再会し、ヤンはセンのことを知るし、母親はタバコが元で肺がんを患って死んでしまう。ラスト、ヤンとセンが「これからは禁煙しようね」と約束するのは、悪い習慣と一緒にこれまでの関係をいったん断ち切って、これからは生まれ変わって健全になろうっていう意味がこめられているんだ。

おお、これもまた『AV』に続いて教養的な意味があったのか(爆)!まーねー、香港映画には王家衛電影でタバコの紫煙を燻らすトニーを始め、たいていの登場人物が喫煙者なので、その姿は確かにカッコいいんだけど、世界的に禁煙傾向にある中ではどーかなーと感じたこともあったので。…でも“禁煙啓発映画”にしては親子共々タバコ吸いすぎだよね(苦笑)。
では、問題の3番目の質問。

ホ:あの女性たちはセンのかつての女たち。ヤンは彼女たちを呼び出して父親との関係を次々に切らせていたんだよ。(日本語で)ワカッタ?(場内爆笑)
司会:あれはジェラシーからでしょうか?それとも恋人たちが父親にふさわしい女として見たかったってことからでしょうか?
ホ:両方あると思うね。父娘関係って微妙だからね。父親が娘のボーイフレンドを気にするように、娘も父親のガールフレンドが気になるんだよ。

ワタシはあの場面、完全にヤンのジェラシーだと思っていた。彼女、かなりエレクトラコンプレックス入っているものね。彼女にとっての母親はイザベラ(エラ)しかいなかったわけだから、自分と母親に劣る女性は絶対認めたくなかったに違いないもの。

Q:嘔吐シーンが強調され、多用されているのはなぜですか?あれは、悪酔いで吐いているのだって思ったけど。
司会:ゲロシーンは、ハリウッド映画でもよくあるよね(>そうか?)
ホ:別に強調したわけじゃないよ。ボクの友人には酒2本でゲロる奴がいるからね。

んー、香港映画ではゲロシーンってそんなに珍しくないから、特に気にも留めずにいつものように見ていたんだけどなぁ…。もっとも最近の日本映画なんてきれいなものばっかりだから、ゲロシーンなんかないか(暴言吐くな>自分)。

こんな感じであっという間に最後の質問。

Q:劇中でヤンはセンの実の娘ではない事実がわかるけど、なぜ本当の父親が名乗らないのでしょうか?また、チャッピーが出頭する前に自分のロレックスを売ってまでしてアパートの家賃を払おうとするけど、そこまでしてヤンに対する責任を負うのはなぜなのでしょうか?
A:確かに、実の父親もヤンが生まれてからは、ずっと彼女と離れていた。でも、イザベラは最初にセンとの間にできた子を堕してしまい、そのことを悔やんでいたので、自分の娘として産んだ子をセンの娘として育てたいと望んでいたことをわかっていたので、彼は身をひいたんだ。そして、センはヤンが自分の娘でないことを知っていた。だけど、本当の娘は中絶によってこの世に存在しない。だから、生まれずに自分が殺してしまったような実娘に償いたくて、マカオ人にとっても大事なロレックスを売ってまでして、自分の不在時の家賃を工面したんだよ。

この答えは胸に染みました…。実の娘ではなくても、死んでしまった恋人と本当の娘を思って一緒に生き、ちゃんとした親子関係を築いていきたいと考えたセンに、とても救われた気分になったので。まー、日本と香港(というか中華圏)の親子社会は全く違うのだけど、やっぱり親も子供も捨てられるのは悲しいもの。

最後に、噂には聞いていた特別プレゼントタイム!
「手を挙げた姿が“チョーカワイイ”」という彼らしい理由でサントラをゲットされた方、本当におめでとうございました(はぁと)。
そして、劇場を追い出されたあとは外のテラスで予想外(笑)の即興サイン会。「押さないで下さい、監督が落っこっちゃいますよー」のアナウンスも気が利いてナイス。ああ、やっぱりしっかりデジカメを充電してくればよかった…といまさらな後悔をしながら、昨年スタンリーさんにもらったのと同じマイブックにサインをしてもらい、じっくりとそのゆでたまご肌を鑑賞していたアタクシでした。

今度は監督を囲む飲み会(いや、ファンミじゃなくてね)などあればいいっすねー…ってどこでやるんだよ。そして誰が企画するんだよ(爆)。

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