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2006年6月

久々に初心に戻りたい『悲情城市』、他小ネタ。

トニー誕生日&新作ネタ以降、相変わらずネタ枯れの本blog、やっぱり早いとこ『恋ブラ(仮)』観たい!と思うこの頃ですが、観られないので小ネタです。
まずはトニーつながりで『BOW30映画祭』ネタ行きますか。

ヴェンダースやジャームッシュ、カウリスマキなどの人気映画監督を日本に紹介し、アート系配給会社として突出した存在のフランス映画社のBOWシリーズが今年30周年だそうで、この夏にシャンテ・シネにて、過去の配給作品を一挙上映するとか。上映期間はちょうど上京時と重なっているので未見の作品を観ようかなーなんて思っているのですが、最終日の前日にあたる8月10日には『悲情城市』が3回上映されるのですね!こ、これは気になる。

以前から叫んでいますが、この映画こそワタシとトニーとホウちゃん、そして台湾との出会いの映画にして人生を決めてしまった作品であるんだけど、今までいい状況でこの映画を観た機会って少ないんですよー。初めてシャンテで観たときは前列の一番端っこ、留学時に大学の映画祭で観たときには立ち見(台湾でこの映画、ほとんど人気ないって聞いてたのに!)だったので。16年ぶり(多分)で本拠地上映されるのなら、いい席をゲットして是非じっくりと観たいものだ!ここで久々に初心に帰りたい、ワタクシも!…でも、一応この時期に香港旅行を計画してるんだよなー(^_^;)。ちょっと悩む。

アート系といえば、いつの間にやらすっかり世界的に名声を轟かせてしまっている(爆)カンヌのオレ様もとい王様こと王家衛。
今でこそ欧州で大人気、そして先月はカンヌで審査委員長を務めたわけだけど、もともとは香港はもちろん、日本や韓国で評価が高かった(といってもクエタラちゃん経由なんだがな!)わけだから、たとえ『2046』をあの方メインで大騒ぎした日本のパンピーマスコミが、いざ本編の内容が明らかになっても相変わらずな宣伝方法を打ち、それでコケた挙句に掌を返したようにブーイングしまくっていることなんて気にせずに、我々中華電影迷は10年前に王家衛を認めたことを誇りに思ってもいいんじゃないかな。あ、もちろん昔からのアンチ王家衛な方には今後ともしっかり叩いてもらいたいものですが(除くお○ぎ)。ワタクシ自身はどっちかといえば彼のファンだけど、友人にアンチが多かったのでアンチの方の言い分もよーくわかるんですよー(笑)。
でも、話題の王家衛BOXは買わないよー、金ないし。『ブエノスアイレス』メモリアルBOXも購入断念したもん(…泣)

ってまた前置きが長くなっちまったけど、カンヌで製作発表された王家衛初の英語映画《My Blueberry Nights》の撮影が、王家衛なのにもかかわらずえらい順調に進んでおるようですね。(from:tonyleung.org.YUKIさん、情報多謝!)すげーな、欧米の映画制作現場は。香港の現場より金かかってんだろーなー、きっと(T_T)。実力派シンガー、ノラ・ジョーンズ(結構好きー)の初主演映画で相手役がジュード・ロウとはこれまた豪華だな。こりゃきっと黙ってても日本で上映されるでしょ。…このまま撮影が順調に進めばね。これといい、一応この後に撮るらしい《Lady from Shanghai》か《葉問傳》といい、ずいぶん毛色の違う映画に手を出し始めたけど、これは何か考えがあってのことか?それとも相変わらず何も考えていないとか?(爆)

ああ、そろそろ香港電影禁断症状が…。来月半ばからいくらか楽になる予定なので、観ていないDVDやらビデオを観まくろう。
と思ったらもにかるさんのblog《地下鉄》劇場未公開のままDVD化決定のお知らせが!…うじょーん(T_T)。まー公開から3年経っちゃっているからDVDスルーは仕方がないのかもしれないけど、それなら9月じゃなくてクリスマスシーズンの発売にしてくれよ、と思った次第アルヨ。

以上、大したことのないつぶやき&ネタにてゴメン。<(_ _)>

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Alles Gute zum Geburtstag,Tony!

Ich wünsche dir alles Gute, Gesundheit, Glück und ein langes Leben.

去年がフランス語だったので、今年はドイツ語のお祝いメッセージを調べて書いてみました。世界杯にちなんでというわけじゃなくて、これは全くの偶然です、あしからず。

この夏は金城くんと本格的に共演する(《重慶森林》は共演っていうほどの共演じゃなかったものね)、アンドリューさん&アランさん監督の《傷城》の撮影が始まるそうで、いよいよお仕事再開かと喜んでいるのは言うまでもなかったりします。やっぱりさー、俳優は出てなんぼですからなー(笑)。あとは《葉問傳》もいよいよだとか(その前に王家衛はノラ・ジョーンズ主演の初英語映画の監督があるんじゃないのか?どーなるんだ?)、カイコーの撮る梅蘭芳の伝記映画もあるとかで、ローレンス・ブロックの映画はー?(^_^;)なんていうようなことも聞いているわけですが。

…すると、《傷城》はこの年末公開か?香港行き、年末も考えなきゃいけないかな?なんてね。

Tony_coco_top
ちょっと前の写真ですが、お気に入りなのでアップ(笑)

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李さんの月餅を食べてみた。

李さんの月餅を食べてみた。

ネタ切れには食い物ネタ(笑)ということで、今回はアジアンサロンの記事にも書いた「李さんの月餅」について。
盛岡の隣町に住む李さんは、町で中国語と太極拳を教えながら、岩手の食材を使って中華菓子や和菓子を製造・販売(リカイ食品)しています。また、李さんは駅前のショッピングモールで屋台レストランを経営し、刀削麺が名物になっているというのですが、これはまたいずれ後日ネタにします(^^ゞ。
近所のスーパーでは李さんの月餅とマーラーカオが購入可。無添加・無着色素材を使った月餅は某ヤマ〇キの月餅より高いけど、まー身体にいいお菓子だからということで(笑)。

いつもは木の実のみ売っているのでそればかり買っているのだけど、今日行ったスーパーでは木の実と椰子の実の二つがあったので、両方購入。んで、椰子の実の方を食べてみた。(椰子の実の表面には「椰蓉」の印字あり)
いやー、ココナツあんがまろやか。味はちょっとカスタードっぽい。あんにはココナツの他、さつまいもと卵を使っているらしい。それじゃカスタードだわ。
台湾や香港で月餅というと、でっかかったり生卵の黄身が入っていたりと妙にエキセントリックなものばかり食べていて、そっちに慣れちゃうとヤ〇ザキや中〇屋のそれがお上品だわーって思ってしまったものだった。いや、港台版月餅が好みってわけじゃなくて、特に卵の黄身なんてやめてくれーって感じだった。わはははは、こう書いてたらあの月餅の味を思い出しちゃったよ。あと、なぜか青のり入り老婆餅の味も。
でも李さんの月餅は日本的でもなければ中華的でもなく、いわゆる地産地消的な発想で作られているし、そんなことを思うとおいしくいただける。だから気に入ってたりするのである。当然お茶はしゃおしゃんの青プーアル茶でいただいた。うーん、岩手的中華(笑)。

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中華明星には獅子座と乙女座とかに座が多いような気がする。

昨日は星仔の44歳の誕生日でした。星仔、祝[イ尓]生日快樂!
そして今日はリチオさんの40歳(!)の誕生日です。りっちー、祝[イ尓]生日快樂!
さらに来週の火曜日は…ええ、言わずともわかりますよね(笑)。

明星の誕生日については、毎日更新されるもにかるさんのblog◆今日は何の日◆でチェックできるのですが、香港だけじゃなく、台湾や大陸の明星の誕生日も掲載されているので、かなり参考にしています。
しかし、それでもやっぱり思うのは、以前も書いたけど、8月&9月生まれの明星って多いよなーってこと。なんでだろうか?

ああ、そろそろトニーの未公開旧作を観なければと思うけど、このところ忙しくて映画のビデオが観れない…。リッチーと共演の『ソウル攻略』も見ない間にビデオリリース決まっちゃったもんなー。

Richie
♪わーいえむしぃえぃ、ちゃっちゃらちゃらちゃらちゃー…ってなぜか思わず歌いたくなるな。これは6年前に入手したリッチーの写真のうちのひとつ。

Tonyrichie
かに座の男ども。
これ、多分『ソウル攻略』完成かなんかの時の写真じゃないかと思うが、いつのものかは不明。

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香港へ行きたしと思へど、香港はあまりにも遠く…、ないだろーが!

もうすぐ夏である。職業の関係上、夏と年末にしかまとまった休みが取れない(年度末は仕事を頑張って終わらせることができれば5日間くらい休める)のだが、ここ数年の夏休みは短期間の帰省で終わってしまっていた。有休を使えば長く休めるので、これを使って久々に香港でも行こうかと考えているのだが、その前に1週間くらいの東京出張も入りそうだし、ちゃんと休みが取れるかなー。母も行きたいといっているのでJTBのツアーパンフを見比べているけど、お盆前にいかに安く香港に行くかという計画を立てるのが意外と難しいんだよね。映画も観たいけど、香港で二胡を買いたいんだよなー…などと考えている今日この頃である。

そう思いながら寝る前にいつも観ている『アジア語楽紀行・旅する広東語』も折り返し地点。香港を縦横無尽に駆け巡るロイくんのあとにくっついて、御馴染の風景でお役立ちフレーズを勉強できるのは嬉しいし、たった5分の番組なのに、かなり内容も濃いので楽しい。なるべく字幕に頼らないで音を聞き取ろうと努力しているけど、やっぱりネイティブスピーキングって速いよね(^_^;)。単語を拾うのに精一杯。リヨン谷原の中国語会話でも、講師さんたちやゲストの話す言葉は意外と速いし。
スターフェリーで中環からチムに渡り、星光大道でマギーとトニーの手形が映し出されたときには、あーこの番組のスタッフってけっこう通だな、なんてヘンなところで感心したりして。
この夏は、このテキスト片手に香港へ行く人が案外多いんじゃないかと見たんだけど、どうだろうか?

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意外だったのは、スルーするはずのあの映画(笑)

足球世界杯なんて全っ然興味ないこの頃ですが、なんかネタ枯れで困ってます(爆)。
関東(特に東京)では華流シネマフェスや柔道映画や恋ブラ、かなり評判がいい『ココシリ』や張揚監督の『胡同のひまわり』やツーイーの『ジャスミンの花開く』などがやっているけど、こっちまで来なさそうだし(っていつもながらのボヤキでスミマセン。『恋ブラ』は仙台まできたら観るつもり)、そーいえば毎年恒例にするつもりだった日本未公開トニー映画鑑賞もやってないし…(笑)。こ、これはなんか観ておこ(^_^;)。

そんなネタ枯れ状態の中、ホントはスルーするはずのある映画が中華がらみと知り、観ようかどーか迷っている次第。それは、ウーさんにも縁があるあのミッションインポッシボーこと『M:i:Ⅲ』ざんす。
いや、舞台が上海で、トムクル演じるイケイケスパイの仲間にマギーQがいるってだけなんだけどね。わははははは。なんか、そんなネタしかないのね(苦笑)。ええ、観たら感想書きますわ。かなり軽めになると思いますが。

しかし、ヤムヤムやテレもいつの間にか『トゥームレイダー』に出ていたし、すーちーの『トランスポーター』といい、中華明星って結構さり気なーくハリウッド映画に出ているよなー。不思議だ。だからなんだと言われても言われても困るが。

ああ、ホントにどーしよーもないネタですんません。

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下午茶吃亜細亜茶楼。

下午茶吃亜細亜茶楼。

困ったときのグルメネタ(^_^;)。

豆花やマンゴープリンなどもコンビニで見かけるようになり、中華スイーツもずいぶん一般化してきたなぁと思う今日この頃、某ファミマで見つけたのが、このアジアンサロン(知らんかったよ、TBキャンペーンやってたなんて。しかもすでに更新終了)。中華&アジアンテイストのクッキーは特に珍しいっていう印象もないんだけど、このソフトガレットのパッケージにあった「客家伝統の『擂茶(れいちゃ)』配合」という、耳慣れないお茶の名前に目がとまったので、早速買ってみた次第なのである。

パッケージ裏面によると、擂茶とは「客家伝統の飲み物で、豆類・茶・ゴマ・木の実などをブレンドしてすっていただく」お茶だそうだ。…うーみゅ、擂りこぎした八寶茶みたいなもんか。
客家といえば台湾にも香港にもコミュニティがあって、台湾留学時代にちょっと知り合いになった人が客家人だった(北京語の話し方に特徴があるそうだ。当時はよくわからなかったが)くらいしか縁がないし、ましてや大陸でも客家方面に行ったことがないので、こんなお茶(というかお菓子?)があったなんてホントに初耳なのである。よくぞ見つけてきたもんだなー、アジアンサロン開発スタッフさんよ。(てゆーか単にアタシだけが知らなかったのか?)

職場に持っていって、午後のデスクワークのお供として、青プーアル茶と共に頂いてみた。
…ほー、中身はシャリシャリしている。岩手の特製中華菓子「李さんの月餅」のクルミ入りみたいな歯ごたえ。でもナッツの味が強いせいか、お茶の葉を食べているって感じがあまりしない。いいのか?
黒ゴマ入りとオリエンタルチャイ味、両方食べてみたけど、チャイのほうはなんとなく不二家名物「カントリーマアム」を食べている印象。あまりアジアンな感じはない。逆に黒ゴマは思いっきりアジアンテイストだし、ソフトクッキーとの味のコントラストが面白いと思う。苦手な人はダメかもしれないかな?

方向性としては、働く女性のための気軽に栄養が摂れるお菓子(オサレなカロリーメイトみたいな)を目指しているのでしょうか?面白いと思うけど、値段がもーちょっとアレだったらよかったかな?(って厳しいことを言うなよ>自分)
そして、今後は日本における中華スイーツって、こんなふうなユニークな展開を見せるようになるのかな?そしたら、ぜひ香港や台湾にも輸出して、現地の反応を見てほしいかなーなんて思っちゃったりしますわ。

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《如果・愛》、いよいよ日本公開へ始動ですか。

昨日、某OJくんが表紙の『FRaU』を見つけた。この時期、この雑誌と『CREA』は示し合わせたように映画特集を組むっけねー(笑)。
今期の『FRaU』映画特集は香港映画嫌いで有名な某映画評論家(この方、ワタシは超苦手)を大フィーチャーしているので、「大して読むもんねーよなー」とパラパラめくっていたのだが、久々に金城くんを見つけたのでそこだけじっくり読んだ。そして、今年の金像で最多部門を受賞した《如果・愛》の日本公開が秋に決定したことを知った。
邦題は『ウィンター・ソング』。(from:cinematopics online。配給元にはまだデータなし)

…何すか、それ(汗)。以前ネット上で募集してた邦題アンケートに、これってあったっけ?
原題直訳の、『もしも、その愛が』とか、『もしかしたら、愛』じゃダメなの?

あと、配給側の角川ヘラルドさんにお願い。プロモーション時は金城くん&中華キャストメインで是非お願いします。特に學友さんを!それから、日本版エンディングタイトルなんか絶対使うなよ!もちろんチジニに便乗して韓流歌手なんか起用しないように。

『CREA』も一応見てみるつもりだけど、この雑誌、以前掲載していた中華芸能界明星相関表があまりにも○○○すぎたのが記憶にあるから、10年前くらい(もちろん『恋する惑星』以前)の気合の入ったアジア映画特集がたまらなく懐かしいんだよなー。ああいうコアな特集を今の一般女性誌でやっても、もう一般的にアピールできないのだろうな…。

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紳士淑女の街での非紳士的な事件

◎今回はちょっと気になった香港での事件を。決していい事件じゃないのでそのへんを考慮してTB欄は閉じておきます。

あまりに主観的すぎるし、誉めすぎじゃん違うよ誤解だよって思われるかもしれないけど、香港って公共的には男性が女性に優しい街だと思う。レストランに入ればホールの方やマネジャーさんによく声をかけられたけど、それは単に一人で来る日本人が珍しいってのもあるんだろうけどね(笑)。
でも、ほんの10年前まではイギリスの植民地だった香港は、政治から生活習慣までイギリスの影響をどこかで受けていると感じさせることが多いので、この街の男性は西洋的マナーであるレディファーストの精神を持っているんだなと思うことがよくある。それは野崎先生も『香港映画の街角』で香港コメディにおける西洋的影響に絡めて指摘していたような気がしたし、アンドリューさんが『デイジー』を作った時に韓国で感じた男女の接し方に違いがあるというこのコメントからもわかる。そのせいもあって、ワタシみたいな30過ぎでチビで片言の広東語と英語と北京語しかできない女子が一人でのびのびと遊べるのかもしれない…なんてね。
まーねー、振り返ってわが国を見れば、電車内で堂々と新聞のエロページを読んでるサラリーマンの殿方とか、その場を和ませるからといってシモネタで人の気を引こうとする殿方とか、女性差別発言を繰り返す政治家の殿方とかいるわけだから、全くねーと思っちゃうわけだけど。

しかし、紳士淑女の街香港でも、こんな失礼な事件が起こっちゃうんだからもぉーう、って感じである。こういうの、いくらエロネタが多い(今はそうでもない?)日本の深夜B級バラエティでも、もしこれをやったらやり過ぎだよ

香港ラジオ局、「性的に乱暴したい女優投票」で謝罪|Reuters.co.jp.

香港ラジオ局のトークショー番組の司会者らは6日、インターネット上で「最も性的に乱暴したい」女優を聞く投票を行ったことについて、自社のウェブサイトに謝罪文を掲載した。

 ラジオ局には先週、同投票が女性への暴力と若者の堕落を後押しするものだとして、教師や政治家をはじめ、広い範囲から批判が寄せられていた。

これで思い出したけど、以前、あの『☆月』を観て、ヒロインが自分のかつての恋人そっくりの男と出会い、ついふらふらと彼の家に入り込んでレイプされかかる場面に頭を抱えたのは、いくら元彼と顔が似てても他人なんだから、無防備な姿をさらせば乱暴されるのは当たり前じゃないかという怒りとともに、これは決してバイオレンス映画じゃな恋愛ものなのに、ああいう描写が唐突に出てきたのに違和感を持ったからだっけなー。あのくだり、どっち側の脚本にあったのだろうか?

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宏くん、中国語で大いに語る。

先週はクールビズファッションショーに出たリヨン大使が話題になり(fromサーチナ)、新聞でさりげなーくいい位置に写った写真をみて「いつの間にか来ていたのかリヨン!」とビックリしたもんだが、今のカノジョと六本木で遊ぶ時間はあってもリヨン谷原と対決…もとい対談する時間はなかったのね、なーんて思った次第。(ところで「アジアにもクールビズを!by環境省という気持ちは大いにわかるんだけど、湿気がこもっている亜熱帯でそれを避けるために冷房を1年中かけているような香港では、それはまず不可能なんじゃないかって思うんだが…悲しいんだけどさ)

相変わらず飛ばしているリヨン谷原の中国語会話昨日の放送では待望の宏くんがインタビューゲストで登場。インタビュアーはレギュラーの前田知恵ちゃんでした。(ちなみに先週の張楊監督は、自ら「周刊新北京」編集部のセットに赴いてリヨン谷原と対談していたのだけど、宏くんの場合はさすがにそーゆーわけにはいかなかったのねー。
インタビューで話したのは『蓋世英雄』と映画『真昼ノ星空』のこと。NYヤンキースのシャツにじゃらじゃらなチェーンネックレスというB-BOYファッションで登場した宏くんだったけど、この二つの話題に関しては、熱ーくマジメに答えていたのであった。話す北京語が見事だったのはいうまでもないんだけど、「Okinawa(沖縄)」とか「Kyoka-san(京香さん)」など、固有名詞が日本語そのままになってしまうのはやっぱりアメリカ人だからか?「ああ、知恵ちゃんが羨ましい…」と思った宏くん迷はもちろん多いことでしょう。

そして今日からはいよいよ『旅する広東語』。購入したテキストによると、番組の案内役を務めるのはTVBのドラマ等に出演している若手俳優ロイ・チャック([羽/隹]兆麟)くんだとか。…誰?と野暮なことは言わんでおこうか(笑)。この番組、全12課で7月はリピート放送になるのね。でも二度繰り返し観て、夏の香港行き(といっても一応希望、予定は未定)に備えようか。感想は金曜以降に別記事で書きます。

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さあ親分、これからどこへ行きなさるんで?

ムービープラスで放映されたカンヌ映画祭ハイライト、最後の最後で登場しましたよ、《黒社会2》の懲りない面々(笑)が!

Jonnieto2006
陽光の下の親分。またもメガネなし。

インタビューにてジョニーさん曰く、昨年コンペに出品された《黒社会》では、「香港における黒社会の歴史を描いた(詳しくはこっちを)が、今回は現在の香港での黒社会の現状を描いた。ホントは1本にしたかったんだけどね」とか。なお、「香港のマフィアの制裁はおそらく世界一非情だよ」と言った後に、裏切り者が凶暴な犬と一緒に監禁される場面が流れて…おいおい今回もきっつい場面ありかよ(泣)。

Election2
このメンツのうち二人はカンヌに出張。今回は林雪もいるのね。

今回カンヌにやってきた二人のうち、古天楽は「マフィアから足抜けしたもののその過去に苦しめられる」役柄で、ヤムヤムはかなり非情でひどい役どころらしい。ヤムヤムはジョニーさんと15年来の仕事仲間で「ひどいこともよくやられたよ」とかなんとか言ってたかな?後で確認しておこっと。

記者会見とインタビューでジョニーさんは以下のことを何度も強調して言っていた。「現在の香港映画は復調しつつある。そして一国二制度のおかげで香港映画人は選択肢が増えた。大作を作るなら大陸と合作できるが、表現に制限がある。自由に映画を作るなら香港単独で作れる。ただし、大陸では上映禁止にされてしまうけどね」
いつだか、某読〇新聞に《黒社会》(いや、『江湖』だったか。いずれにしろ両方ね)が大陸で上映禁止になっていることを挙げて香港映画は低調なんて書かれていた記事を見て「何そんな昔のことを大げさに書いてんのよ、偉そうに言うなよ、だからますます香港映画は終わったなんて日本の一般の皆さんが思っちゃうんだよ」と怒ったもんだけど、当の親分だってそれは充分覚悟の上だったに違いない。「今度は大陸と合作でもしたいね」と言っていたから、大陸に反抗的ではなく、そのへんは自由にやるようで。
ま、親分から「香港映画は復調だよ」と聞けて、ホントにホッとしたよ。多謝、杜先生。

さてさて親分、今度はどちらへ行きなさる?米国(で監督。昔その話もあったっけね)か、大陸(と合作)か、それとも日本か?

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『七剣下天山』梁羽生

今年から手帳のデイリー欄に本の読み始めと読み終わりを記録している。公私共に本をよく読むけど、仕事を始めてからあまり読めなくなってしまったし、日記blogで感想を書いたり、月ごとに読んだ本の題名をメモしているので、そこから手帳にも記録するように習慣づけるようにしたのだ。
で、『セブンソード』の原作であり、金庸と共に香港の武侠小説界を代表する作家、梁羽生の初邦訳作品であるこの『七剣下天山』を読み始めたのは年度末の3月30日。そして昨日読み終わったので、読了までにちょうど2ヵ月かかっている計算になる。…うーん、昨年ヒーヒー言いながら『碧血剣』を1年かけて読んだから、それに比べれば早い方だけど、武侠小説って読むための時間をとって一気に読まないと面白くないよなーって思った次第なのであった。

梁羽生といえば、我々香港電影迷の間ではレスリーの『キラーウルフ』の原作、『白髪魔女伝』の作者として知られているが、これまで金庸や古龍が日本に紹介されていても、なぜか邦訳が紹介されなかった。なんでだろう?でも、『セブンソード』が公開されたのをきっかけで邦訳がやっと刊行。こういう機会でもないと読めないので、これは嬉しかったな。で、読んでみた。

七剣下天山 上
梁 羽生著 / 土屋 文子監訳
徳間書店 (2005.10)
通常2-3日以内に発送します。
七剣下天山 下
梁 羽生著 / 土屋 文子監訳
徳間書店 (2005.10)
通常2-3日以内に発送します。

…ははははは、これまでの経験からして、武侠ものの場合は映画と小説とでは話はだいぶ違うだろうと覚悟していたけど、全っ然話が違うよなー(爆)!映画の登場人物の名前はほとんど登場するのに、そもそも役割が違う。(傅青主の役割はあまり変わっていないが)ネタバレで書いてしまうけど、映画でリヨンが演じた楊雲ツォン(「ツォン」は馬ヘンに總のつくりの部分)は序章で死んじゃっているし(本編では彼と恋人の満州族の女性の間にできた少女、易蘭珠が活躍する)、韓志邦と劉郁芳は共に天地会に属しているけど夫婦ではない。ドニーさんが演じた楚昭南は楊の死後、天山派を裏切っちゃって清朝に仕えてしまっているし(彼が高麗人という設定はどこにも書かれていなかったような…。これは大韓女優を違和感なく映画に登場させるためのオリジナル設定か?)、辛龍子はじいさんキャラだし、チャーリーが演じた武元英はもともと男性キャラ。(それならば彼女に劉郁芳を演じさせるべきだったのでは?)しかも本編での活躍は少ない。そして、原作でこの物語の中心になるのは楊に娘を託され、彼の死を看取った侠客凌未風なんだけど、彼こそがダンカンくんが演じた穆郎だったのである。確かどっかでダンカン君が「『七剣2』はボクが主役」みたいなことを言っていたんだけど、それって原作通りってことになるんだな、ほー。すると2では最初でリヨンが死に、ドニーさんが敵役になるってことか?

清朝の軍と対立する漢人の侠客たちという物語のアウトラインは全く同じだし、金庸の武侠小説にも、反清復明を御旗に揚げた侠客たちの活躍するものが多い。しかし、この小説では清を支配する満州族の人間にも、漢人の侠客たちと愛し合ったり理解を示す人間が少ないながらも登場する。楊が愛した満州族杭州総兵納蘭明慧(つまり易蘭珠の母)や彼女の甥の詩人容若などがそれ。こういう登場人物がいるため、満州族についてのイメージはそれほどマイナスにはならないのかも。(これは大和民族ののん気な視点だけどね。当の漢民族はどんな思いでこれを読むのかな?)

ところでこの小説は、「天山系列」というシリーズものであり、あの『白髪魔女伝』の直接の続編にあたるため、『キラーウルフ』の御馴染の宿命の恋人たち、卓一航と蓮霓裳こと白髪魔女の名前もあちこちに見られる。白髪魔女の弟子である飛紅巾(彼女もまた白髪)は楊に恋していたが…という師匠の恋をなぞったようなエピソードも登場し、最後の最後には一航と白髪魔女が思わぬ形で登場する。これにはビックリしたし、『キラーウルフ』が観たくなったのはいうまでもない。
初見は10年くらい前だからすっかり忘れているし、感想もまだ書いていないから、今度改めて見直そうかな。

このつぎはいよいよ『射鵰英雄伝』に取り掛かりたいんだが、仕事のあるときはやっぱり落ち着いて読めない。というわけで、仕事が楽になって長時間の移動や空き時間が増える夏に一気読みしようと決意した。以前と同じように市立図書館で借りようか、それとも文庫を買ったほうがいいかは悩むところだけどね。

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