今日の朝日新聞「週刊アジア」面に、初の非中華映画『DAISY』の日本公開が控えているアンドリュー・ラウ監督が登場していた。
この作品自体は完全な韓国映画らしいので、感想は非中華の日記blogに書くつもりでいるんだけど、これってラブストーリー?それともアクションもの?
以前nancixさんがこの映画について「オランダを舞台に、韓国人男女が繰り広げる現代版『狼‐男たちの挽歌・最終章』か?」とおっしゃっていましたが、劇場でもらったチラシではもうすっかりラブストーリー一色に見えるんっすけど…。ま、思えば『シュリ』も遥か昔のこと(こらこら)、今や韓国映画、いや韓流ものの代表格は「ラブストーリー」だから、いくらアンドリューさんでも韓国だからしょーがないと肩を落とすしかないのか…ってなにガッカリしてるんだよ、自分よ。でもさー、アンドリューさんが監督しているって時点でもうアクションものじゃんというのが予想ついちゃうんだけど、それでもやっぱり違うわけ?
で、アンドリューさんはこのインタビューで『デイジー』撮影時のことをあれこれ語ってくれ、とても興味深く読んだ。舞台がなぜソウルではなくオランダのアムステルダムなのかというのにも納得。これってコスモポリタンな香港人的な発想だよなーっと思った次第。(アンドリューさん、かつて古惑仔シリーズでアムスロケしている経験もあったよね)
あと、この一文には「そうか!」と思わず膝を叩いてしまった。。
韓国の男女を見て気がついたのは恋愛の形の違いだ。「例えば女性を口説くとき、香港の男は優しく、優しく接する。ところが韓国では男が乱暴に振る舞うし、感情表現も強烈」。韓国映画の代名詞である「濃厚なメロドラマ性」の背景を見た気がした。
前々から書いている通り、自分は韓流以降の韓国ドラマ&韓国恋愛映画が苦手になりつつあるんだけど、何がダメって、この「濃厚なメロドラマ性」がダメなのである。昼メロみたいな濃厚さは笑えるけど、韓流メロドラマのこれでもかこれでもかな濃厚さはもう俳優の顔を見た時点でお腹いっぱいで吐きそう(暴言)って思ってしまうので。だけど香港映画のラブストーリーは韓国に比べてあっさりしているからもう全然平気だし、どんなにベタでも大いに許せるのだ。アンドリューさんのこの指摘、大いに納得した。
だから彼は「異邦人の自分が撮るならと、作品ではあえて表現を抑えた」とのこと。
うーん、案外『デイジー』、ベタな韓流が苦手なワタシみたいな人間にも観やすい仕上がりになっているんじゃないかな。キャストも香港映画出演経験のあるウソンくん、中華圏でも人気のジヒョンちゃんと、映画メインに活躍するので韓流を煽る女性週刊誌でもあまり名前を見かけない面々だから、それなりに期待していいのかな?
それでも何でも、ワタシがこの映画を観たいと思う一番の理由は、なんといってもアンドリューさんの映画だからってことだ。これだけは絶対譲れないもの。(って何を譲れないんだよ?>自分)
そうそう、アンドリューさん、いつの間にかハリウッド進出して1本撮っていたのね。これにはビックリ。主演はハリウッドの川口和久…っと違った、敬虔な仏教徒のミスターダンディハウス(笑)、リチャード・ギア先生だそうで。でもまだまだ地元香港でも撮るみたいだから安心。個人的には韓国とアメリカで撮ったなら、日本でも映画撮ろうよーなんて思っちゃうんだけど、いろいろあるから実現は難しそうだなー。
無間道&イニDでの相方、アラン・マックさんの仕事も順調みたいで、次回作と噂されているトニー&金城くん共演作(!)も大いに楽しみ。早く観たいからしっかり仕事しろよー>3人とも
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