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『2号餐』南拳媽媽

普通、ミュージシャンがバンドという形態をとる場合は、メンバーの誰かが脱退したら解散するか、あるいはサポートミュージシャンを入れてバンドの色を変えようとしない努力をすることが多い。デビューしたてのバンドでもインディーズでの活躍が長かったりすると、そういう努力をすることがよくある。しかし、04年にデビューしたバンドユニット南拳媽媽の場合、結成1年で早くもメンバーが交代し、前作の色合いを残しながらも、見事に生まれ変わって(進化して、というべき?)しまったなぁ、と、待望のセカンドアルバム『2号餐』を聴いて思ったものだった。…というより、あまりバンドの色にこだわっていないのかキミたち?

ジェイの演唱会ディレクターである巨砲さんと、レコードエンジニアのGaryさんがサポートに回った新生南拳、彼らに代わってフロントに登場したのは美形ギタリストの張傑くん(見た感じは不機嫌な要潤…わはは)と、わずか17歳の歌姫Laraちゃん(以前も言ったように、彼女は元m-floのLisaを10歳若くして小さくした印象)。もちろん、やんちゃ少年ふうの弾頭くん、ジェイとの連弾はどうもお約束らしいピアニスト宇豪くんは健在。ジェイ演唱会に登場し、彼とさまざまな形で共演したのはこのメンバー。CDジャケットやビジュアルイメージも、ホントにこれ同じバンドなのか?って思うくらい一気にポップになってビックリ。

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宇豪くんが弾く切ないピアノソロで幕を開ける1曲目は、ジェイ演唱会で彼らがインターミッションに歌っていた『破曉(夜明け)』。あの時はPVもバックに流していて、うわー、カッコええなぁ、この子たちにジェイを加えて台湾版ライダーやらせたいよー、とかなり意味不明な賞賛をしたんだけど、曲を聴いてPVを観ると、あの時の思いが蘇っちまいますよー(笑)。宇豪くんと弾頭くんが前半を歌い、Laraちゃんがサビを歌う作りになっていて、3人ともちょっと歌声的にはまだまだかな?と感じることは多少あるけど、このドラマティックな作りの曲が新生南拳を象徴しているのではないかと思う。
特設サイトに流れている曲は、宇豪くんと弾頭くんによる『消失』。これは先の『南拳媽媽的夏天』で聴かれた曲群のテイストに通じるバラード。弾頭くんの声って、意外と甘い?PVはジェイが監督。
メインヴォーカルをとった曲を聴く限り、Laraちゃんは南拳のポップ担当らしい。(で、野郎3人がロック担当。笑)演唱会でも歌った『What Can I Do』(PVがかわいくて笑える)や自ら曲を手がけた『寫給巧克力的歌』などでよくわかる。…なんか、広末っぽいと言われるのわかるー。
張傑くんはギターだけかと思ったら歌も歌うわけで、もちろんソロ曲もあり。わりと正統派な曲を作る人?ってイメージ。
前作が野郎っぽいロックで全編をまとめていたので、それと比べればホントに「えー?」って感じで、前作が好きな人には、多分サウンド的に物足りないのでは?という感じもしたけど、このメンバーの今後の進化が楽しみでもある。まだまだ若いんだからねー、このメンツでもう1枚はアルバムを出してほしいもんだ。

最後にワタシのお気に入り曲へのコメントを。
『破曉』ももちろん気に入っているけど、ジェイで言えば『髪如雪』、宏くんで言えば『在那遥遠的地方』にあたりそうな中華テイストナンバーの『牡丹江』。同名の童謡をモチーフにした曲で、穏やかなメロディに弾頭くんとLaraちゃんのツインヴォーカルがいい感じにハマッている。ピアノがきれいだなーと思っていたら、こんなところでジェイが弾いていたよ。すげーさりげないぞ。

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コメント

「不機嫌な要潤」!!!!!
誰かに似ているなぁと常々思っておりましたが、そうかキャナメだったのですね。
なんか胸のつかえが一気に解消いたしました。

投稿: ぽち | 2006.03.21 01:51

ああよかった、同意してもらえて(なぜか泣)。

ちなみに熟語名前の要潤(笑)といえば金城くん似だと、彼がアギトでデビューした時から巷で言われていましたが、どーもそれには納得できなかったワタシでした。

投稿: もとはし | 2006.03.21 02:04

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