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インスパイア・アフェア 無間輪舞曲

いやー、某ルート(多謝!)を通じてなんとか観ることができましたよ、『インスパイア・アフェア 無間輪舞曲』を(爆)

先にも書いたけど、いくらなんでもこれは日本のドラマで中華ネタじゃないから、こっちで取り上げるのはやめようかなって思ったけど、同好の中華なbloggerの皆様があちこちで交わす言葉(それもツッコミ多し)を聞いたからには、やっぱり中華趣味としては黙っているわけにはいかない。おまけに悪魔がワタシに囁いたのよ、「観ろー、観てからバシバシつっこめー」と。

いや、ワタシは今までも書いてきたように韓流から遠く離れすぎてしまったので、大韓エンタメにも積極的になれず、パク・チャヌク監督の新作も見逃してしまったし、大韓女優では一番好きなヨンエちゃんのドラマも、放映時間が変わったら別のドラマ目当てで観るのを休んでしまった。だから、もう韓流についてはあれこれいいたくないんですよ。いくら女性週刊誌がぺ様だドンだサンウだと騒ごうが。かといって嫌韓流はどうかと思って、いくつかの嫌韓流サイトを見てみたら…うーん(以下略)。
おまけにチェ嬢には個人的にいい思い出がないし中華圏で人気だという豊くんも、そーいえば『冷静と情熱のあいだ』以来4年くらい顔と演技を観てなかったな、まーいいか、とスルーするつもりだったのですよ。ストーリーも発表されていなかったしね。
でも、こういうことになってしまっていたら…観ないで文句を言うならば、観てからあれこれ言うべきだと思った次第なのですよ。

あらすじは省略。あちこちでも書かれているし、公式サイトでも見てください。
ええ、確かに細かいところはかつて“無間道三部作”で観た記憶があるような…ですわ。とくにウォン…もとい石橋凌警部のオフィス!そんなオサレなオフィスは桜田門にあるか?とこのへんをあれこれつついていくと他blogで挙げられていることとダブるので、そのへんは思いっきり省略。つーわけでさっさとツッコミ。

まず一番疑問なのが、なぜ母体は日本のヤクザなのに、中国語で名前をつけているんだ『神狗(shen gou)』って?韓国語でも同じ発音とはいえ、そんな名前を日本の○○なヤクザがつけるとは思えないぞ(ヤクザの皆さんごめんなさい)。これってカモフラージュ?それにしては、24年前の中国はまだまだ共産主義の壁が厚かったはず…。まーブレーンに在日コリアンがいるので(同胞の皆さんは、この設定をどう見るんだ?)、もしかしたら不法入国した中国人も今後登場するのかもしれないけど。
あと、主人公ショウの弟分キョン、じゃなかった、名前忘れたけど佐藤隆太君演じる弟分。彼はどーもアジアンミックスな設定らしいけど、そんなキャラは日本ヤクザに本当にいるのか?それだけの血筋があれば、あれこれネットワークを駆使してなんか商売やってそうな気もするんだが。サイトのBBSでは彼がショウを“オッパ”と呼ぶ謎についてあれこれ議論されているけど、…そんなんこっちはわからんので、どーでもいいですよぉー、なんですが(爆)。
それからチェ嬢&イ嬢演じる姉妹。日本語が喋れる設定らしいけど、あまり喋れなかったらどうして日本の親戚や知人を頼らないの?
…こう思ったのは、実は以前、香港から帰ってきたときに、韓国から来たおばさんに捕まって韓国語でまくし立てられたことがあり、こっちは全然わからないのに、なんで?ワタシはそんなに韓国人顔か?でもわからんもんはわからんぞ!と思ったことがあって。そのおばさん、どーやらこっちに知り合いが住んでいるらしくて、その知り合いを頼るつもりらしかったみたい。それならなんとなくわかるんだけどさぁ、日本人は英語もおぼつかないのも珍しいんだから、誰でも韓国語を喋れるってわけじゃないんだよねー。あ、韓国語っていえば、『はぐれ刑事』で御馴染の岡本麗さん演じる韓流マニアおばさんに質問。韓国語ってハマるとすぐ覚えられて喋れるもんなんですか?アタシなんて香港にハマってもう10年になるけど、未だに広東語は片言&現地では通じませんよ…。

あと、子供の目の前で親が死んでしまう&復讐を誓うのは『黒白森林』だよなぁとか(ついでにフッキーが演じた、ショウ=琢己のパパは日本国籍を得た在日コリアンかと思っていた)、石橋凌警部の「もうすでに狗が潜入しているかもなぁ(うろ覚え)」というせりふを聞いて怪しそうなメンツを探したり、犬のジャスティス(“正義”だよ、ベタな名前だ…)を保護したイ嬢を見て、なぜか『ほえる犬は噛まない』を思い出したり、サムボスにしちゃ妙に若くてハンサムで背が高いぞ…と思ったらもこみちかよ、劇場版ファイズに出ていた!(おいおい『ごくせん』って言えよ)と、あれこれ頭を抱えつつも、しっかり楽しみましたよ(ヤケクソ気味)。

でもねー、もちろんこれでいいわけじゃないんですよ。ハイ。
確かにね、今まで日本のドラマはハリウッド映画からパク…いや、インスパイアされてきましたよ。例えば『ダイアモンドガール(fromキューティブロンド)』とか『愛という名のもとに(fromセント・エルモス・ファイアー)』とか。ちょうど5年前にフェイが日本ドラマ初主演を果たした『ウソコイ』も、『グリーンカード』に似ていたところがあったもんなー。参考はこのページ
日本の1時間連続ドラマが3ヵ月ごとの1クール製作になったのは、多分80年代末にトレンディドラマがバカ受けしたころから増え始めたのだと思うけど、そのあたりからパク…インスパイアものも増えてきたんじゃないかな。いや、物語なんてあちこちにいっぱい転がっているから(乱暴な言い方でスマン)、Aと言うドラマがBと言う映画に似てしまっても、それは偶然ともインスパイアされたとも言い訳できる。でも今回のドラマは、たとえ脚本家さんが香港電影迷であっても、これはちょっとインスパイアの範疇を越えているんじゃないだろうか。

もっとも、これはどっかで聞いた話だけど、ドラマが放映されるまでに製作できるのは2、3話くらいまでというから、今回の騒ぎを製作会社側が察して、4話からテコ入れされるという可能性もある。でも、そのテコ入れがどんなふうに行われるかはわからない。BBSをのぞくと、「ラブストーリーを前面に出して!」という意見が目立つから、もしかしたらそうなるかもしれない。でもそうなって、『無間道』色が薄まっても、最初のアクションとラブストーリーが絡み合わなくなることもある。そう考えた時に私の中に浮かんだのは、あのトラウマ映画『星月童話』だった…。このドラマ、案外あれと同じ轍を踏む可能性は大きいと観たが、いかがなものだろうか?

うーん、今度このネタをアップする時は、『何度でも逢いたくて 星月輪舞曲』にすっかなー(爆)。

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コメント

 「インスパイア・アフェア 無間輪舞曲」!!!! いいっすねえ! ○Cもとはしさんで、今後はこう呼ぶかー。
 「神狗」は日本だけでなく、アジアの悪人どもがまとまった多国籍マフィア組織という設定らしいですが、それなら「狗」はないよねえ、狗は。中国人にとっては軽蔑的ニュアンスあるし、韓国人にとっては食われる対象……あわわ。
 「神龍」ならまだ解るのに。それにあの商店街の韓国食堂、美人姉妹の叔母がやってたという説明がありましたが、叔母に日本の事情を何も聞かなかったのか…第一君たちは就業ビザを取ってきたのか? 気になります。ウソコイにだけはなりませんように。

投稿: nancix | 2006.01.20 00:30

どうぞ、ご自由にお使いください!これまたパクリタイトル(大笑)だし、こうでも言わなきゃ、ここではあのドラマを語れないよなーって思っているので。

「神狗」って名前、語呂のよさしか考えていないような気がします。もしかしたら「神龍」にするつもりが、これじゃ安易だしどっかで登録商標されて使えなかったら…なんて理由かな?それなら「神狼(シェンラン)」とか「神虎(シェンフー)」とか、もっとカッコいい響きの名前もあるんですけどねー。もしかしたら中華圏&韓国放映時では名前を変えたりして。
就業ビザですが、ヴァイオリニストのお姉ちゃんはビザとってきていそうな気がします。妹は多分留学ビザだな。彼女たちが住んだお店をやっていたという叔母さん、在日だったのかネイティブ韓国人だったのか…?帰国したって言ってたからネイティブかもしれん。じゃ、その叔母さんは誰を頼って日本にいたのだろうか…?しかし、偽装結婚しようにしても、シュウはどっちと結婚するつもりだろうか。

投稿: もとはし | 2006.01.20 20:53

こんにちは。
トラックバックさせていただきました。

>これはちょっとインスパイアの範疇を越えているんじゃないだろうか。

「まんま」ですからね(苦笑)。これで警視庁への潜入マフィアが竹野内クラスの役者だったら、ますます酷似しますよね。それにしても「インスパイア・アフェア 無間輪舞曲」ってタイトルに笑ってしまいました(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006.01.22 10:00

追伸.
何度かトラバしてみたのですが、うまくいきませんでした。また後でトライしてみます。すみません

投稿: でんでん | 2006.01.22 10:16

でんでん様、はじめまして。
TBの件ですが、かつてココログからTBスパムがきたことがあったらしく、ココログからのTBが規制されていました。調節したので、トライしてみてください。こちらからもTBします。

このことについて触れた週刊新潮のコラムも読みましたが、なんだかなぁ…って思ったものです。ドラマの視聴者は香港映画を観ない人も少なくないみたいだから、あれを素直にカッコいいって思っちゃうんですよね、きっと。今日はどんな展開になるのか、楽しみ…いや、心配です。

投稿: もとはし | 2006.01.22 11:49

もとはしさんこんにちは。
無事トラバできました。ありがとうございました。

ボクは華流も韓流も関係なしに観たいなぁと思ったのですが、あまりに露骨な扱いに呆気にとられました。物語中盤で石橋凌がタクシーの上に落ちてきたら、もう吹っ切れた道々なパクリって事ですが。でも本家、無間道の奥深さは素晴らしく、むしろ今回の件で「インファナル...」がよりクローズアップされる事を望んでいます。

投稿: でんでん | 2006.01.22 12:51

でんでん様、TB多謝です(重複分は消しておきました)

こういう中華系blogをしているだけあって、香港映画への思い入れが強く、最近の韓流映画の隆盛のあおりで香港映画が日本で公開されることが減り、それを悔しく思っていたのですが、『無間道』は一般的な映画好きにも好意的に受け止めてもらったのは嬉しいものです。でも、それが日本のドラマでああいう使われ方をされてしまうと…というわけで。
今日の回では警察側にも「モグラ」がいると本格的に臭わされましたね。石橋凌警部の身の周辺がホントに心配です。

投稿: もとはし | 2006.01.22 23:41

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