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2005年12月

年末中国茶三昧

お久しぶりです。ただいま帰省中のもとはしです。
こっちをアップしていなかったのはしばらく放浪していたからです。(詳細は日記blogにて)
今回は久々に中国茶ネタを。

実家に台湾帰りの弟がいるので、帰省するたびにいろいろと面白いお茶を紹介してくれます。今夜飲んだのは四季春(比賽茶)と陳年凍頂烏龍茶。

四季春は水色も浅く、淹れても二煎くらいしか出ないあっさり系の青茶だけど、今回飲ませてもらった四季春は台湾のお茶コンテストで2位(らしい)を獲ったお茶だそうで、香りがいつもの四季春と違って、深く変わっていく感じだった。比賽茶だけあって、味もちょっと違う。

そして、陳年凍頂は、普通はプーアル茶でよく見られる「陳年(古い)」が名前についていることから、長い年数を寝かせている凍頂烏龍。

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上の写真じゃわかりにくいかもしれないけど、水色は青茶にしては濃い目。

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これは元のお茶。どーしてもプーアル茶にしか見えない。しかも香りは超甘。

このお茶、香りは独特なのに、味は意外にもあっさり。でもあっさりでありながら、口の中になんかもやっとしたものが残る。変なお茶。たまに飲むから面白いけど、毎日飲むのはキツイ。そのせいか、以前飲ませてもらったときからお茶の量が減っていなかったよ。ははは。

お茶といえば、しばらくさまよっていた旅先で「工夫茶で飲ませてくれる」という触れ込みの某中華居酒屋でプーアル茶を飲んだんだけど、それがかなりまずかった…。一煎目を洗茶して、短い時間おいて飲んでも、美味しいと感じなかったもの。それがどこで飲んだどんなプーアルかはあえて書きませぬ。というか、どんなお茶だったか詳細な名前もチェックし忘れたんですわ。

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フル・コンタクト(1992/香港)

…なんかこのところ、ユンファ兄貴の映画ばっかり観ているなぁ。そりゃ新作は『バレットモンク』以来久しいし、『カリブの海賊』も来年続編が出るっていうけど、予定は未定だし、ウーさんの赤壁の戦いはいったいどーなっているんだろうって思いつつ、今日観たのが『フル・コンタクト』だった。

舞台はタイ、バンコク。クラブの用心棒をしているジェフ(ユンファ)は、親友のサム(アンソニー)が起こしたトラブルのために金が必要になり、彼の従兄弟ジャッジ(ヤムヤム)が企てる現金強奪計画に加わることにした。しかし、強盗には成功したものの、その途端にジャッジたちはジェフたちを裏切り、ジェフはジャッジに右手の指を2本切断される。おまけにジャッジはサムにジェフを撃つように命じ、銃声の後、大爆発の中でジェフは川に消える。彼は寺の僧に救助され、自由に使えない利き腕の代わりに左腕を鍛えてジャッジへの復讐を誓う…。

『友は風の彼方に』などの“風雲”シリーズなどでユンファとコンビを組んできたリンゴ・ラム監督との作品。リンゴさんはこのところ、ハリウッドと香港を行ったり来たりしているけど(この時点での彼の最新作って何になるんだ)、この映画では、5年後にユンファがハリウッドに渡ることを予見したかのように(この時にもう決まっていたのかもしれないが)、どこかハリウッドアクション的シチュエイションを取り入れて作られたような印象がある。でもこの映画をハリウッドリメイクしたら、ホントにB級って感じになるんだろーなー。それこそジャン=クロード・ヴァン・ダムが出てきそうな勢いで(笑)。

ユンファは角刈りで左腕にタトゥー、赤いバンダナにレザーベストという、いかにもヴァン・タムが着てそうないでたちで登場。今だから言ってもいいよね?似合わねー。吹替で観てみるともっと違和感ありあり。なんか、ヴァン・ダムっぽいんだよなーって言うと、何人の發仔迷に殴られるんだろーか。拳銃も使うけどホントはナイフが得意という設定で、バタフライナイフを操る場面も出てくる。…バタフライナイフって、どーしても7年前のあの教員殺人を思い出してしまうじゃないか。縁起でもない(-_-;)。とかなんとか文句を言いつつも、相変わらずカッコいいのは言うまでもないのだが(苦笑)。この映画では犬と戯れるシーンも多いので、犬好きにはたまらんだろうな。

しかーし!ユンファの他に注目すべきは、今ノリにのっているアンソニー&ヤムヤムが脇を固めていることだろう!眼鏡で長髪のダメダメキャラとして登場するアンソニーさんの序盤の演技にはビックリしたけど、中盤からはぐっと渋い。ユンファとはいいコンビネーションを見せてくれたのは言うまでもない。そしてヤムヤムはその光る顔の如くキラキラな悪党のゲイ。しかも伊達男だからいつもヒラヒラのブラウス&派手ーなスーツ。これまたいい味出しておりましたわ。この二人はこの頃からしばらくの間香港を席巻した“奇案片”ブームに出演しまくっていて、人肉饅頭を作ったり人を殺しまくっていたり(もちろん役の上で)いたのは説明不要か。そんなキャリアを経て、今やこの二人は渋ーい演技で香港映画の屋台骨をしっかり支えているのだから、すごいもんだよな。

原題:侠盗高飛
監督:リンゴ・ラム 脚本:ナン・イン 音楽:テディ・ロビン アクション指導:ブルース・ユー
出演:チョウ・ユンファ アンソニー・ウォン サイモン・ヤム アン・ブリッジウォーター

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グリーン・デスティニー(2000/中国・アメリカ他)

金曜ロードショーの放映『臥虎蔵龍』を久々に観る。しかし、カットバリバリだから、あれー?という気持ちで観ていた(笑)。そんな感じで観ていたので、今回の感想もちょっと断片的です。すんません。

江湖に名を轟かす剣士、李慕白(ユンファ)は引退を決意し、愛剣の碧名剣(青冥剣)を弟子兪秀蓮(ミシェル姐)に託し、北京の鉄氏(郎雄)に届けさせる。しかしその夜、鉄邸に賊が入り、碧名剣が盗まれた。剣を盗んだのは李の師匠を殺した盗賊碧眼狐狸(吹替版ではなぜか“独狐(?)”/この作品で金像奨助演女優賞受賞のチェン・ペイペイ)の仕業ではないかと思わせられたが、実は貴族の玉長官の娘嬌龍(吹替版ではイェン。ツーイー)だった。彼女は碧眼狐狸をかくまって、武術を学んでいたのだ。親の定めた相手との結婚を拒む嬌龍は、秀蓮に憧れ、彼女のような剣士になりたいと思っていた。嬌龍と対決した慕白はその才能を見抜き、弟子にしたいと考えるが、慕白を密かに愛する秀蓮は、義姉妹の間柄の嬌龍を自分と同じような道に進ませたくはなかった。
嬌龍にも愛を誓った男がいた。かつて彼女をさらった西方の盗賊の頭羅小虎(張震)である。北京にやって来た羅と再会した嬌龍は、心を揺り動かされる…。

本筋は碧名剣争奪に秘められた二組の男女の密かな愛の物語…のはずなんだろうけど、どーもツーイー中心で構成されたTV版を観ると、ワガママお嬢大暴れの巻としか見えない(大笑。いや、映画初見のときも同じことは感じたけど)。ワタシは『初恋のきた道』より先にこっちを観ていたんだけど、もうおかげでツーイーは可憐というよりはねっかえりという印象しかなくてさぁ。ははははは。でもさすがに中華圏でもハリウッドでも手堅い映画を作る李安監督なので、この映画の彼女の演出には、イーモウみたいならぶらぶ邪念は感じられないぜ(かといって王家衛みたいに冷淡でもないし)。

ユンファ&ミシェル姐のカップルは貫禄があって、観ていて安心する。もともと原作では大きな役どころではなかったというけど、彼らがしっかりこの物語を支えてくれたから、しっとりとした恋愛アクション武侠映画の形が保たれたんだろーなー。しかし發仔、アタマの形がきれいだわ。

ところで、ツーイーの嬌龍は張震の羅と愛し合っていたから政略結婚に抵抗した、というよりは碧名剣に恋してしまったが故に、あのような暴走をしてしまったのではないかと思うところがある。…つまり彼女は剣フェチだったってことで、って違うか。
でも一番の疑問なのは、なぜ彼女の名前が日本版では“チャオロン”じゃなくて“イェン”にされてしまっているのかってことなんだが…。そのへんの事情をご存知の方、おられませんでしょうか?

原題&邦題:臥虎蔵龍(Crouthing tiger,hidden dragon)
監督:アン・リー 製作:ビル・コン 脚本:ジェイムズ・シェイマス ワン・ホイリン ツァイ・クォジュン アクション監督:ユエン・ウーピン 撮影:ピーター・パウ 音楽:タン・ドゥン
出演:チョウ・ユンファ ミシェル・ヨー チャン・ツーイー チャン・チェン チェン・ペイペイ ラン・シャン

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2005 funkin'for HONGKONG的電影奨(笑)個人賞の部。

では、先の記事に続いて個人的にこの人たちがよかった!という奨(といっても今年も何も出ない)を発表。ちなみに去年はこんな感じこんな感じでした。

五大影帝(主演男優賞)

梁朝偉(トニー・レオン) 『終極無間』

すみませんねー、やっぱりトニーを入れんと気がすまないんです。ハイ。今年のクリスマスも『地下鉄』の公開はないし(涙)、今後新作を撮らない限り、主演作が来る可能性も低そうなので。今の時点の最新作は《韓城攻略》なんだけど、…すみません、まだ観ていません。そのうち観ます。今年中に観るか。

劉徳華(アンディ・ラウ) 『終極無間』 『マジックキッチン』 『愛していると、もう一度』 『ベルベット・レイン』

今年のみならず、来年も多方面で活躍してくれそうなのは大プロデューサー様アンディ先生(いまやすっかりこの呼び名だな)。今年の公開作品では『終極』の狂気に満ち満ちた熱演と、『江湖』のオトナっぷりが印象的でした。でもメチャクチャなアンディもたまには観たいぞ。

甄子丹(ドニー・イェン) 『セブンソード』 『SPL』

今年、個人的に株が上がったのはなんと言ってもドニーさん。アクションだけでなく色気でも勝負できるお人だと知ってアタシは嬉しい。(え?)

郭富城(アーロン・クォック) 『ディバージェンス』

祝・金馬奨主演男優賞受賞。昨年は《柔道龍虎榜》では非常に天真爛漫(笑)な演技を見せたけど、この映画では悩み多き熱血刑事を流血しながら熱演。アーロンもアダルトな役柄が似合うようになったんだなぁ…と感慨にふけったのであった。リヨンもいろんな役柄を演じるようになったし、皆さんオトナになったってことね。

周星馳(チャウ・シンチー) 『カンフーハッスル』

もう星仔ったらホントにやりたい放題なんだからぁ。としかコメントできん。すまん。次回作はもっとやりたい放題なんだろーな、きっと。

五大影后(主演女優賞)

楊采[女尼](チャーリー・ヤン) 『香港国際警察』 『セブンソード』 『愛していると、もう一度』

今年の重要事項は「祝!チャーリー芸能界復活!」ってこと。ニューポリで成龍さんの恋人役をしたときにはもうそんな役柄ができるお年頃だったのね、と驚きながら、七剣みたいな男勝りの女子剣士も演じてしまうのだから、彼女もまだまだ現役でやっていくのかも。是非是非やってやって♪

鄭秀文(サミー・チェン) 『マジックキッチン』 『長恨歌』

チャーリーの復活とは逆になっちゃうけど、今まであちこちで顔を見てきたのに今年はあまり出てこなかったのでビックリしたのはサミー。重病説とか引退説とか挙句の果てには死亡説まで流されてしまってた(?)けど、すべては『長恨歌』出演でかなり精神的に追い込まれていたと聞いて、とりあえずは本人の顔を見てホッとしたものだった。かの映画の演技にはいろいろ言いたいことはあるけど、これが彼女のキャリアにとってステップアップとなって、今後の香港映画でもここからさらに突き抜けた役柄を演じてほしいものだわ。

鐘欣桐(ジリアン・チョン) 『精武家庭』 『ビヨンド・アワ・ケン』
昨年はTwinsとしてここに挙げたけど、映画界ではジルと阿Saが別々に動き出したので、そのへんで個別認識もできるようになって嬉しい。『精武家庭』の腕利きのカンフー娘、『ビヨンド』の小悪魔的女子、どちらも魅力的。

蔡卓妍(シャーリーン・チョイ) 『香港国際警察』 『精武家庭』 『ひとりにして』 『愛していると、もう一度』

Twinsとしての個人的好みはジルなんだけど、今年は阿Saの株も上がった。ここに挙げた作品では『愛していると…』の若妻役がかわいかった。『ひとりにして』もクールだったし。

張栢芝(セシリア・チャン) 『旺角黒夜』

間近で本人を観たこともあって、セシリアもすっかりいい女優になったなというのが印象。そういえば彼女はアヒル声が特徴だというけど、本人の声を直に聞くと意外にもそうは感じなかったっけ。来年は『無極』もあるけど、早いとこ『忘不了』が観たい。

助演男優賞 
※これ、かなり悩みました。だから秋生さんも林雪もチャッピーも落ちました…。

陳冠希(エディソン・チャン) 『終極無間』 『頭文字D』 『ベルベット・レイン』 『同じ月を見ている』

ほんとはショーンも一緒に、とも考えたけど、やっぱり『同じ月』がよかったので。気がつけば、彼もデビューしてもう5年か…。キネカ大森で『特警2』のトークショー&握手会つきイベントももう昔の話なのね。

呉彦祖(ダニエル・ウー) 『精武家庭』 『香港国際警察』 『マジックキッチン』 『ビヨンド・アワ・ケン』 『エンター・ザ・フェニックス』 『旺角黒夜』 『長恨歌』 『ディバージェンス』

見て見て、この出演作品数!彦はここ数年引っ張りだこだよねー。主役も脇役も、ヒーローも悪役もできるようになったのね。着実に演技派への道を歩んでいるようだ。

張學友(ジャッキー・チョン) 『ベルベット・レイン』

今年は學友さんも香港新聞サイト等でよく目にした1年だった。香港でずにー楽園の公式明星(だったっけ?)ってこともあったけど、あの『雪狼湖』を北京語で再演したり、《如果・愛》に出演したりと、一時期のセミリタイア(?)が嘘のようだったもの。

謝霆鋒(ニコラス・ツェー) 『香港国際警察』

えー、ニコをここに入れたのはちょっとヒイキ入ってます(笑)。しかし、『無極』の日本向けプロモで彼の名前を全然出さないのはホントにおかしい気がする。真田さん以外のキャストではドンゴンが日本で人気があるからそっちに力が入っちゃうってのはわかるんだけどさぁ。ニコの方がドンゴンより先に日本で紹介されているんだし…。

任達華(サイモン・ヤム) 『PTU』 『SPL』

ジョニーさん映画の常連としてテカテカ光るハンサム顔が目立つヤムヤム。しかし、今年観た作品ではそのハンサム顔のわりに性格や行動がひどいキャラばかりだったような気がする。…てーかそれがヤムヤムの持ち味っていえば、そうなんだけど。

助演女優賞

元 秋(ユン・チャウ) 『カンフーハッスル』

ああ、小龍女奥さん!この映画は元秋さんがいなければ成り立たなかっただろう。金像パンフでセシやツーイーなど若い娘たちに囲まれながらも一番光っていたのは元秋さんだったよ。コムスメに勝つとか謳っている某雑誌の方、彼女の起用を検討しては?必ず勝てます(とりあえずカンフーでは)。

陳慧琳(ケリー・チャン) 『終極無間』

無間道3部作での最強のヒロインはカーリン姐なんだが、去年すでに取り上げてしまったので。でも、終極のみで観ればケリーもそれなりに健闘していたような気がする。

黄卓玲(ルビー・ウォン) 『PTU』

美人登場率の少ないジョニーさんのアクション作品。この映画でエリート刑事を演じたルビーも決して美人ではないと思うけど、あの冷たさはよかった。彼女に対して男たちもそれほどひどい扱いをしていなかったしね。

タン・ナ(…字が出ないのでカタカナ) 『靴に恋する人魚』

『人魚』ではもちろんビビスーもダンカンくんもよかったんだけど、タン・ナ小姐は久々に顔を見たし、金髪かつらをかぶっての二役がなかなか楽しかったのでエントリーした次第。

李心潔(アンジェリカ・リー) 『ディバージェンス』

アジアンホラーの女王、アンジェリカちゃん。まーさー、出ている映画はもちろんホラーばかりではないんだけどね。この映画では地味地味ーなヒロインだったけど、クライマックスシーンのアーロン突き飛ばしがあまりにも見事だったので、これだけでエントリー決定。今度は非ホラー映画でも評判を呼んでね、アンジェちゃーん。

新人賞

周杰倫(ジェイ・チョウ) 『頭文字D』

…いやもう、ジェイはいうまでもないだろう。そしてきっと来年の金像の新演員奨も堅いでしょう。でもその前に来日コンサートを楽しみにして待っていなければ。

監督賞

馮徳倫(スティーブン・フォン) 『精武家庭』 『エンター・ザ・フェニックス』

いやー、ジョニーさんでもホーチョンでもなく、今年はステ監督の年だったわ。もうこれも言わなくてもオッケイ…かな?ステ監督、ずーっと応援してますよ、ホントに!

その他スタッフ賞

張叔平(ウィリアム・チャン) 『長恨歌』 『ディバージェンス』他

…あ、これって、去年と同じか。もう笑ってよ、はははははは。

こうやって観てみると、今年は実に香港映画ばっか観ていたなーということが見事にわかる。あまりにも観まくっていたので、新作・旧作合わせて何本観たか数えていないし。…まぁそのぶん、劇場でハリウッドや韓国映画を観なくなってしまったんだが。劇場で観たいと思わせてくれる洋画もなくなっちゃったしさ。
でも、ここ数年減少状態だった香港映画の劇場上映も、モーニング&レイトショーや単館上映でだけど、だんだん増えてきているのは嬉しい。もっとも急に全国公開が決まって充分PRできないままコケてしまった『七剣』みたいな例もあるけど…(泣)。
来年は六本木にアジア映画専門シネコンなるものができ、上映ラインナップ(でもほとんど韓国)の中にもステ監督作品が入っていたりするし、『忘不了』や『SPL』も公開が決定しているので、今後日本で香港映画の新作を観る機会も増えるんだろう。もっとも気になるのは、質の高い作品が増えたのに反比例して、香港現地での映画の製作本数がますます減っているらしいこと…。でも『2046』もNY映画批評家協会賞の外国語映画賞&撮影賞を受賞したりして(参考:asahi.com)、海外での評価も高まっているから、それを発奮材料にしていい映画を作ってほしいんだけどなー。

今後の楽しみは金城くん&學友さんの《如果・愛(はたして邦題は決まったのか?)》に、リヨン&チャッピーが東京でホストをやる映画(《情義我心知》)かな。
ともかく、来年の香港&中華電影界の発展を願って、お開きにさせていただきます。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。m(_ _)m。

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2005 funkin'for HONGKONG的十大中華電影

えー、年も押し迫ってきましたが、皆様いかがお過ごしでせうか。好評(多分)だった昨年に続き、今年も愛とツッコミと独断と偏見で選んだ、もとはし的中華電影ベストテンことfunkin'for HONGKONG的十大中華電影の発表を行わせていただきます!
なお、選択された映画の基準は昨年と同じで以下の通り。

○今年、世界のどこかの劇場で上映またはテレビ放映、またはDVD化された映画。製作年度不問。
○もとはしが今年初めて鑑賞し、かつこのblogで感想を書いた映画。
○思い入れはもちろんだが、作品自体の出来や客観的な観点(一般客にもウケるか、など)でチョイス。

では、今年もカウントダウンでまいりませう。

10位 SPL 殺破狼 狼よ静かに死ね

こんなカッチョいい副題(でもなんとなく松田優作が出演しそうな映画…)がついて、堂々の来年春公開が決定した『SPL』。確かにものすごーく痛い映画ではあったけど、その痛みに耐えればこの映画で描かれようとしたメッセージにジーンとするのであった。

9位 長恨歌

2回観たってことでちょっと思い入れ度がアップしちゃったかな(笑)。まぁ、完璧な映画だったとはいいきれないけど、スタンリーさんの控えめながらもオレの話を聞け状態だった(なんだそりゃ)ティーチインが聞き応えがあってよかった。

8位 カンフーハッスル(功夫)

あー、こんなところに登場させてしまった。ランクが低くてスマン星仔。(そーいえばあれだけ思い入れまくりだった『珈琲時光』もランクインしなかった…ごめんホウちゃん)でも、今年はいつもの年よりビデオ&DVDで星仔の映画をいろいろ観られたから、それは嬉しかったかも。

7位 セブンソード(七剣)

『功夫』とは逆に、あえて狙ってこの位置に入れてみました。4時間版、やっぱり観てみたいなぁ…。徐克さん、ぜひともリリースお願いいたします。

6位 ベルベット・レイン(江湖)

金像で最優秀新人監督賞を獲った作品とはいえ、その内容が全く想像できなかったから、実際観たらいろいろと驚かされた作品。久々の華仔&學友ツーショット、渋くて麗しかったなぁ。

5位 香港国際警察 NEW POLICE STORY(新警察故事)

成龍さんの成熟したドラマ演技も印象的だけど、彼とともに戦いあうニコや彦祖、阿Saなど若手の活躍も嬉しかった作品。願わくばニコたちから“華流”を始めてほしかった!

4位 ドラゴン・プロジェクト/精武家庭

次回作にオリジナル版《英雄本色》のリメイクが控えているという、いまや香港映画の新たな希望となったステ監督の大娯楽作。キャラクター立ちまくりのキャスティングも、ハードアクションの中にも家族の大切さを訴えるメッセージ性もバランスがとれてよかった。パンピーの方にも薦められると思うんだが、どーだろうか?

3位 靴に恋する人魚(人魚朶朶)

今年一番の掘り出し物映画にして、唯一ランクインの非香港(台湾)映画。…プロデューサー様はアンディだけど(笑)。日本じゃ観られなかった(!)ビビスーの愛らしさ、ニヤケ顔も許せる(笑)ダンカンくんの白馬の王子っぷり、そしてロビン監督を始めとした女性スタッフによる遊び心が全編にてんこもり。かわいいもの大好きな日本の全ての女子に観ていただきたい!ホントに!

2位 ワンナイト イン モンコック 旺角黒夜

金像奨でこの映画が脚本賞と監督賞に選ばれた時は、いったいどんなものだかは全く見当はつかなかった。「すっごく後味悪いよー」と評判を聞いても、やっぱり自分の目で確かめて言葉にしたいな、と思った。確かに重く、悲しい映画だった。でも、その重さと悲しさが胸をつかんで離さなかった。香港という街の裏側に、本当にありそうな物語が、彦祖とセシリアという二大明星によって演じられ、スター映画でありながらリアリティを保っていたのだからすごい。イー・トンシンさん、やっぱりアナタはすごい。来年公開の前作『忘れえぬ想い(忘不了)』も絶対観たい。

そして、栄えある第1位は!

1位 インファナル・アフェア 終極無間(無間道Ⅲ 終極無間)

…うわああああああん、ホントにすみませんコレが1位で!しかも新作じゃないし!ええ、やっぱりアタシはトニーファンなんですよ、香港電影迷である以前に!いや、ホントは1も2も合わせた無間道三部作を1位にしたかったんだけど、やっぱりねぇってことでこれ単独で1位にしちまいましたよ!いろいろ言い訳もできますけど、当分トニー主演の最新作もこなさそうってこともあるしねぇ。あははははははははははは(半分壊れている)。

なお、次点は5本。
『PTU』『AV』『珈琲時光』『ひとりにして(ツイン・ショット)』『頭文字D』ざんす。

では、次の記事は独断と偏見で決めた個別部門をアップしますー。

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フル・ブラッド(1994/香港)

今週、金曜ロードショーで『臥虎蔵龍(グリーン・デスティニー)』が久々にTV放映される。これはまだ感想を書いていないので、もしなんとか観られたらここに感想を書く予定。…カットバリバリで完全な作品じゃないってのは承知なんだけどね。これがいま放映されるのは昨日から公開の『SAYURI』に合わせて(ツーイー&ミシェル出演)だと思うけど、主演はユンファ兄貴ってーのはみんな忘れてないよね?てーわけで彼があのジェフ・ラウ(『黒薔薇対黒薔薇』『大英雄』 『天下無双』)と組んだ『フル・ブラッド』を観た。

大学で中国文学を教えている中華系アメリカ人のチャン・チン(ユンファ)は、実はCIAのエージェント。相棒のマイケル(マイケル)と共に、殺し屋(国村準)から日本ヤクザの保護に成功した彼は、特別任務につくことになる。それは少林寺に隠された中国の国宝を手に入れること。
チャンは中国に飛び、和尚(劉家輝)の協力を得て少林寺に滞在する。厳格な少林寺の掟に馴染めない彼は、ある日寺の奥に幽閉されている少女シウチン(シンリン)と知り合う。彼女は超能力者であり、何度か逢瀬を重ねるうちに、二人は恋に落ちていく。
しかし、チャンは自分が中国公安に狙われていることを知り、さらにシウチンにも重大な秘密が隠されていることを知る…!

とまーあらすじを書き出すと007風スパイアクション&ラブストーリーを想像してしまうけど、実はこれ、久々に観た“看板に偽りあり”作品。まー、ジェフ・ラウ作品と聞いた時点でそれは覚悟していたけどね(笑)。当然、お笑い度はかなり高い。『インディ・ジョーンズ』や『女人、四十』のロイ・チャオさん演じる叔父さんとの掛け合いは粋で、中国大陸上陸時ではタクシーのオッちゃん相手にベタな掛け合いを繰り広げる。さらにシンリンとのデートシーンでのギャグはもうアホ(暴言)としかいえない…。ま、ジェフ・ラウだもんねー。
でも、そんなヘナヘナなのに、ファーストシーンとクライマックスのアクションシーンは凄まじい。特に『月亮代表我的心』にのってチャンが火炎瓶片手にシウチンを取り戻しに行く場面はあのお笑いシーンはいったいどーしたんだ!と叫びたいくらいにエモーショナル。
あ、『月亮代表我的心』で思い出したけど、この曲がなぜ使われたのかは、「一緒に月を見よう」というセリフを受けたんだろうけど、中華民族も月が好きなんだなぁという単純な感想を抱いたのであった。ははは。すみません。いや、最近観た『同じ月を見ている』とかいろんなドラマや映画で「月」というのがよく出てくるので、ついつい。香港じゃ『月夜の願い』もあるし。

ユンファの演技は観ていて安心する。アクションはもちろんだけど、コメディも恋愛ものも難なくこなしてくれるから。ハリウッドに渡ってからは「う~ん…」とうなってしまう映画が続いてしまっているから余計そう感じるのかもしれないけどね。あ、『カリブの愉快な海賊たち』シリーズは楽しみっすよ、もちろん(苦笑)。
シンリン、若いねー(こらこら)。前編をほとんど北京語(ラストは広東語だったような…)で通していたけど、あの頃は可憐な少女とオトナっぽい女性の両方を演じることができたんだなぁ。
劉家輝さん。アクション俳優として説明不要な人だけど、実はきちんと観た覚えがなかったりする。なんでだ。劉嘉良さんなら多いのに。
あと秦漢さん…。こちらもあまり出演作品を観ていない人なので誰をやったんだか…。すみません、今後修業いたしますm(_ _)m。

しかしこの映画、スタッフがすっごく豪華。製作陣にフルーツさんが入っていたし、美術はハイ・チョンマン、撮影はピーター・パウ、そして音楽は『いますぐ抱きしめたい』と、『ブエノスアイレス』のラストで「Happy Together」を歌ったダニー・チャン(鐘定一。ホントは「チョン」なんだけどね)だよ。なんだか、ジェフさんの人脈のすごさを思い知ってしまったのであった。そしてこのメンツで作ったのが…。ははははは。ま、この時代はこれでもよかったし、観ていても楽しかったからね。

原題&英題:花旗少林(Treasure Hunt)
監督&脚本:ジェフ・ラウ 第2班脚本(?):ヴィンセント・コック 製作総指揮:フルーツ・チャン 撮影:ピーター・パウ 美術:ハイ・チョンマン 音楽:ダニー・チャン
出演:チョウ・ユンファ ン・シンリン リュウ・チャフィー チン・ハン ロイ・チャオ マイケル・ウォン 国村準 

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水餃子を作ってみた。(今度は一人で)

ちなみにこの写真は今夜の晩飯。pht0512051850.jpg

3日の夜に語学教室で水餃子を作り、余った餃子と皮とあんをもらってきたのは前にも書いた通り。あんが日持ちしないと言われたので、昨日の朝飯を余った餃子で食べ、夕飯も自分で包んだ水餃子にすることにした。
皮は冷蔵保管していたせいか、結構硬めになっている。シンクの調理台を片付けて薄力粉をまき、その上で皮をこねるとますます硬くなってしまったので、水を手につけながら調整する。皮をちぎるのは楽しいけど、伸ばしていくのはやっぱり苦手。クッキー作りの伸ばし棒が見つからなかったので、小さな木製のにぎり(壊れたお玉についていたもの)を使って皮を伸ばす。もらってきたあんが少なかったせいか、40個くらいしか包めなく、さらに皮が余った。余った皮はすいとん(うちのほうではひっつみ)にすればいいと聞いていたので、これはそのまま冷蔵保管。そして自分で食べた分は15個。それで限界だった。…しょうがないのでゆでなかった分は冷凍保管し、今日の夕飯にすることに。

おいしいし作るのも面白いんだけど、一人で作るとなかなか時間がかかるので大変。やっぱり大勢で作るのが一番楽しいか。
今度、誰か一緒に水餃子パーティーしませんかー?(苦笑)

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水餃子を作ってみた。(語学教室で)

雪の土曜日、語学教室のイベントで水餃子を作った。pht0512031956.jpg

講師は北方出身の老師なので、ゆでた餃子はお湯から上げて皿に盛る形式。南方の水餃子はゆで汁にちょっと味をつけたスープ餃子ふうに盛りつけられる。中国大陸では水餃子は重さで売られるけど、女性なら2斤(約16個)くらい食べられるそうだ。って結構多いな。
ワタシは台湾留学時代、大学近くの水餃子屋でスープ餃子を食べるのが好きだったんだけど、そこでは餃子1個2.5元(当時は13円くらい)で売られていた。もちろん1個じゃ買えなかったので、10個単位で注文していたのであった。

餃子皮は1キロの薄力粉(普通は強力粉なんだが、これで十分らしい)につき水500cc。バリエーションとして550ccと600ccでも皮を作った。さすがに600ccでは柔らかすぎたみたい。あんは豚挽き肉&エビのみじん切りをベースに、にら&ねぎ、白菜&ねぎ、ピーマンと3種類用意(と言っても切ったのはワタシじゃなかったけど)。寝かせた皮をのばして切ってどんどん包む。
なんせ水餃子を作るのもホントに久しぶり(しかも皮から作るのは初めて。今まではその時々でお世話になっていた中国人の先生が作っていてくれた)なので、皮がうまくこねられず、切ってからはうまく伸ばせずしばし悪戦苦闘。切った皮もしばらく放置しておくと乾いてきちゃうし。

写真は10人分だけど、この後にゆでたてがどんどん出てきたので、食べるペースが追いつかない。大量に残ってしまったので、残りはもらってきた。包んでいなかった皮とあんももらったので、明日は朝・夜と水餃子三昧になりそうだ。ははははは。

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来年のお楽しみは、周杰倫日本演唱會♪

こんにちは、成龍さんの息子ジェイシーくんと同じ誕生日(でも一回り違う)もとはしです。
(fromもにかるさんのblogの今日の記事)

えー、すでにあちこちのblogで話題になっていた、来年2月5日に東京国際フォーラムホールAで行われるジェイの日本初のコンサート(詳細は周杰倫日本演唱會誘致計画さんで)。
先週ディスクガレージからweb先行抽選予約が行われていて、リーホンのときに会員になったので簡単に予約したのですが…、はい、なんとか当たりました。というわけで、来年2月は東京にジェイを聴きに行きます。中華明星コンサートは去年7月のリーホン以来だから、実に1年半ぶりかぁ。

今年はポップアジア2005のショーンをはじめ、リーホンや阿妹などもジョイントコンサートで来日しているから(張震獄のライブキャンセルは痛かったねぇ…)、中華明星も歌手としてちょこちょこ日本では仕事していたってことになるけど、ジョイントだとなんとなく物足りないなぁって感じちゃって、なかなか腰が上がらなかったのだ。でもジェイだったらCDも持っているし(『11月のショパン』は金がないので来年発売の日本盤待ち…)、ステージングも観てみたかったので一人でも是非行きたい!って思っちゃったのだ。…しかし、以前みったんさんと話題になった、まるで特撮ヒーローのようなコスチューム(以上超主観的意見)は日本のコンサートでは着てくれるんだろーか。個人的には着てほしいが(苦笑)。

しかし、東京国際フォーラムといえば中華明星演唱會の聖地!
'97年1月の開館当時にはレスリーのコンサートで大いに盛り上がり(その後同年6月と2000年12月にも)、同所で彼は'99年4月に写真集発売記念1000人斬りサイン会を敢行。ワタシはレスリー迷の友人に同行し、その熱狂を見守っていたっけ。さらに'99年7月&2002年8月には學友さん、'99年11月にはアンディ、そして2002年8月にはアーロンもここでコンサートを行っている(アーロンは學友さんコンサートの前日開催だったんだよね)。いま思えばかなりおいしい面子が来ていたんだなぁ。ちなみにアンディ以外は全部観ていた。ははは。

1日&東京のみ開催ってことで、地方の方(って自分もだろ)にはなかなか厳しいのかもしれないけど、当日は思いっきり楽しみたいもんです。香港や台湾へはいつ行けるかまだ予定が立っていないけど、これを来年の楽しみに待っていようっと。
そして、早いとこ新幹線&ホテルパッケージも確保しておかなきゃ。

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