『香港無印美食』(龍 陽一)に思ふ。
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.14
龍 陽一
TOKIMEKIパブリッシング (2005.4)
ISBN : 4048945475
価格 : \1,575
通常24時間以内に発送します。
(・e・)
まず最初にお詫びいたします。ワタクシ、この本をてっきりレシピ本だと思い込んでおりました。香港の食べ物が妙に恋しい今なだけあって、この本が届いた時は「なぁんだ、エッセイだったか…。なにか茶餐廳のメニューが作れるレシピがあればいいのに…」なんて思ったものだったが、読み終わった今、それはなくてもよかったと考えを改めた。だって、茶餐廳のメニューは香港へ行けばいつだって食べられる。わざわざ日本で作って食べる必要なんてないのだ。
香港に通いだしてかなり長くなるが、茶餐廳を利用できるようになったのは、実はここ最近のことである。香港はグルメ都市というが、そう毎日毎日おいしいものを求めて有名レストランに通っていると、かなりの金額を失ってしまう。陸羽茶室だってさすがには毎日行けない。さらに、香港に初めて行ったときは一人だったから、広東語もろくに話せないこの日本女は1日1食の豪華食事の他は、コンビニのパンで飢えをしのいでいたのだ。ああ、あの頃から広東語がきちんと話せていたら、茶餐廳が利用できたのに…。ま、今も広東語はよく話せないけど、一人旅の時は、毎日一度は茶餐廳を利用できるようになった。場所によっては驚くほど安い値段でボリュームたっぷりの飯にありつけるし、店内で食べる体力のないときは外買にすればいいし。そういえば去年の旧正月の香港行きで、外買してホテルで食べた叉焼飯はうまかったよなぁ…なんて思い出すと、とたんに腹が減ってくる。
著者は駐在員として十数年にわたりアジアを回ってきたという。たぶんペンネームだろうけど、本文の写真でもバンバン顔見せしている。…日本人だけど確かに香港人っぽい。というのはさておき、香港生活が長いこともあって、香港好きのワタシが茶餐廳について持っていた知識はもちろん、全く知らなかった知識を教えてくれるし、今まで食べたり飲んだりしたことがなかった日本人(時には香港人自身にも)にはトンとご縁がないとんでもメニューの試食にまでチャレンジされていて、さすが香港レジデントはすごい!となぜか頭を下げてしまった。
今度の香港旅行がもし一人旅になるのなら(かなりの高確率でそうなるに違いないのだが)、ぜひとも茶餐廳に入り浸ろうか。でも香港では一人で食事する人間を変わり者扱いすると言うけど…(^_^;)。ま、いっか。日本でも変わり者で通っているからね(苦笑)。
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