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『心中的日月』王力宏

去年の暮れ、台湾でTVを観ていたら、宏くんことリーホンが12月31日に発売する新譜『心中的日月』のメイキング番組をよく見かけた。
そこでは彼が身一つで雲南に出かけ、少数民族の音楽を取材&採集して、その音をもとに曲を作り上げていく様子が放映されていた。これを観たワタシと弟は、「リーホンってマジメだよなぁ、ポップスアルバム一つ作るのに少数民族のコミュニティにこもって曲を採集するんだから。普通はここまでやらないよー」と思ったものだった。
そんな大変な思い(?)をして作り上げた新作アルバム(CDにVCDと香港でのサイン会用色紙つきの特別版)を香港で購入。これまでのblog記事を作りながらのBGMとして聴いてみた。

leehom_2005 まず、2曲目の『放開[イ尓]的心』がすっごくポップだった!アメリカ出身の宏くんも洋楽で育ったんだろうけど、『放開…』の曲調が個人的にえらく懐かしくてねー。自分が一番R&Bやブラックミュージックを好んで聴いていた80年代末~90年代前半くらいまでのノリだなぁと感じたのだ。(本家ならジャム&ルイスやベイビーフェイスあたりかなー。日本でいえば久保田利伸を思い浮かべていただきたい)PVもその時代っぽい雰囲気だし、メロディも覚えやすくて口ずさみやすい。お気に入りだわー。
3曲目はタイトルトラック『心中的日月』。これは正統派好きの方にオススメな台湾R&Bバラード。バックコーラスはチベットはラサの楽隊(!)。
この曲の他、取材&採集の結果が出ているのが4曲目の『竹林深處』(MTVの演出は彼自身の手によるものらしい)と6曲目の『在那遥遠的地方』。特に『在那…』は中華歌謡のスタンダード(だったと思った)である同名のオリジナル曲(♪在那遥遠的地方 有位好姑娘…って曲。わかる人が聴けばあれかとわかると思うが)をコーラスに使い、民族音楽をサンプリングした中華なヒップホップ。うーむ、ヒップホップはあまり得意じゃないけど、こういうのは新鮮だなー。
そのほかの曲も心地よく、ヘビーローテーションしたくなるCDであった。

今回、宏くんは「伝統的中華&少数民族音楽とポップスの融合」という、非常に実験的なネタに挑んだのかもしれないな。その姿勢をメイキング番組で観ていたこともあって、「なにもそこまでマジメじゃなくても、宏くんってば…(^_^;)」なんてー思ったことちょっとあったけど、この真摯な試みはむしろ成功だったんじゃないかと思う。オリエンタリズム趣味にあふれていてもそれほどあからさまじゃないし、中華民族じゃないワタシから見てもそのへんはうまくオサレ&ポップに処理されているから、それはそれでいいんじゃないかと、ね。ま、これはあくまでも中華趣味人間の言うことであるので、パンピーの方がどう感じるかはわからないけどね。

宏くん(ただいま公式サイトはリニューアル中)といえば、昨年の初ライヴに続き、今年も日本でチョコチョコと仕事をするみたい(台流とか華流とかとは関係なくてもね)。以前も書いたように今年は京香ちゃんとの共演映画の公開が控えているし、なんと日本のアーティストとのコラボ曲を作るとか(from MusicWave)!彼はソニーの所属だから、以前台湾のイベントで共演した平井の堅ちゃんやケミストリーあたりのコラボが考えられそうだけど、個人的希望では同じソニーのアーティストとして彼らの先輩格に当たる久保田利伸と一緒にやってくれんかねー(^_^)。他社アーティストならm-floはどないだ。日本語&北京語&韓国語の3カ国ラップができそうだなー。ま、詳細を知らないからねぇ。ははは。

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コメント

宏くんの最新作、いいですよねー。七里香同様ヘビーローテーションで聴いてます。中華アイドルだけどほんとはアメリカ人だから、みたいな注釈がつけられちゃう宏くんが、一生懸命自分のルーツを探してるって感じがして応援したくなります。私が買ったこのアルバムの初回版にはそのドキュメンタリー映像がついてるんですが、最近はPVつきのが発売されていて、買おうかどうしようか迷ってるところです。いっぺんに出してよお(泣)。

投稿: こっぺ | 2005.04.08 13:57

香港で購入した時、CDは特別版の他、通常版(初回版?)もあったのですが、同じ値段だったらVCDつきの方が…と思って買ったのでした。初回版に収録のドキュメンタリーって、多分ワタシが台湾で観たのと同じものじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?

投稿: もとはし | 2005.04.09 01:16

そうですそうです、たぶん同じです。宏くんがマックとかキーボードとかえっらい重そうな荷物背負って地方に音を拾いにいくドキュメンタリーです。中国語がわからない私にはなんのこっちゃな映像でした。でも宏くんがかわいいからいいです(笑)。

投稿: こっぺ | 2005.04.10 01:29

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