« 祝1周年!よくぞ続いたよここまで!! | トップページ | 冬季寶島餐廳(第5天)草屯的一天 »

冬季寶島餐廳(第4天)水里・集集半日遊

2004年12月27日月曜日。1回6時ごろ目が覚めたけど、もう一度寝直して8時ごろ起きる。弟のアパートは台湾の各都市によく見られる圓環(ロータリー)の近くで、人の往来もあり朝食屋台もいろいろ出ているみたいだったけど、朝飯は台北から持ってきたソーダクラッカーの残りと日本からのお土産のせんべい、そしてお茶で済ませた。…いいのかそれで。
今日、弟は夜のみ仕事だそうで、1日付き合ってくれるとのこと。しかし彼の部屋には布団が1組しかないから街中のホテルを手配してくれるそうだ。その予定だったが、実はそのホテルに行く直前、彼の大家さんに会い、布団をもう一組貸してもらえることになったのだ。これでお金が浮いたわ。ラッキー。さらに予定としてはここに今日1泊して明日台北で1泊と考えていたのだが、一度台中まで行って(40分位で行けるらしい)中正行きのバスに乗り換えればすぐ行けるというので、最終日の朝までこの街にとどまることになった。
10時になり、弟が日本語を教えている施設の先生、ウェイ老師が我々を迎えに来た。まずはちょっと早い昼食をとる。ここで食べたのが台湾中部でよく食べられる「[オロ]仔[ロ爹](コーアーテー)」と、これを食べると長生きができるという野菜のスープ「長年菜湯」を食べる。おいしかったわ。ここであれこれ食べていた時に、お店のオバちゃんからスマトラ沖大地震の事を聞き、ビックリした。
弟は週2回、午前中は幼稚園にある通所制老人ホームで授業を持っているそうで、まずはそこを見学。この幼稚園は一般的な3年制保育の他、日本にもある児童ホーム(日中両親が勤めている児童を預かる施設)も併設し、さらに生涯教育の一環として、老人ホームも設けているらしい。これはすごい、日本にはない形式だ。高齢化社会を迎えるにあたって、こーゆー形式の施設はあってもいいんじゃないかと思ったよ。
お昼近くなって、ウェイ老師が我々に「菜の花を摘みに行こう」と言う。な、菜の花?今は冬なのに?と不思議に思ったが、台北中部は温暖なので、確かに菜の花は咲いていた。いちめんのなのはないちめんのなのはな…という風景ではないものの(笑)、休耕田を利用して菜の花を植えているという感じ。気温が上がってきていて結構暑い。東京の5月くらいの陽気の中、菜の花を摘み取る我々であった。摘んだ菜の花は後ほどウェイ老師が炒め物にしてくれたので食べてみた。うーん、これがホントの地産地消?なんてね。
午後からはウェイ老師が連絡を取ってくれた弟の生徒さん(といっても多分私より年上だ)の運転でドライブ。このへん一帯から見える低い山脈は「九九峰」と言われ、5年前の921集集大地震で山が崩れてできた山脈なのだそうだ。草屯からは日月譚や埔里にも行けるそうだが、我々は景色が美しいとオススメされた水里と、大地震で大きな被害を受けた集集へ行くことにした。水里までの道はビンロウの木で覆われ、南国イメージが漂う。時折水が見えるのは、この付近に水力発電ダムがあるからだ。たどり着いたのは鉄道集集線の終点、車[土呈]。ここは梅が有名で、その生徒さんのいとこが働いていると言う梅酒&梅酢工房へ。試飲もさせてもらった。梅酒はもちろんおいしかったけど、梅酢が意外にしつこくない味でよかった。毎日飲めば健康になれるかな?その次は水力発電所の近くにある「二坪氷店」というところへ。こ、氷屋さん?この冬にアイスキャンディ?  …まぁ、冬でも暖かいからありなんだけどね。ここのアイスキャンディは1本6元(約18円)から。なんて安いんだ。ワタシは百香果(パッションフルーツ)とみかんのキャンディを食べたけど、お米入りアイスキャンディなんてものもあるらしい。
どことなく日本の山間部の街の雰囲気を漂わせる水里の市街地を通って集集へ。まずは駅で降ろしてもらった。

pht0412271622.jpg

駅の隣にあるギャラリーに入ったら、地震当時の風景も含めた写真展が催されていた。すでに5年経っているので、今ではすっかり復興してしまっているが、自身の記憶をとどめるかのように、いくつかの建物は当時のまま残されていると言う。ワタシが目に留めたのはある寺の写真。1階部分が全てつぶれてしまっていた。これ、確か日本でもニュースに流れた建物じゃなかったかな…。で、その次はこの寺に連れて行ってもらった。実物の「武昌宮」をみたら、その当時の地震の揺れの激しさがよくわかった。台湾の建物は鉄筋コンクリートの共同住宅が多いのだが、一見頑丈そうに見えても地震の大きなエネルギーにさらされたらやはり弱い。(この地震で、台湾では「2階が1階になった」と言うジョークができたらしいがそれってかなーり不謹慎では?)
4時ごろ集集を後にする。地元の人気スポットである緑色遂道を通って写真を撮る。下の写真じゃ雰囲気がわからないけど、ちょっと『欲望の翼』っぽい雰囲気があったような感じ。

pht0412271723.jpg


5時ごろアパートに戻り、弟は夜の授業の準備。6時ごろ弟の仕事場に行き、主任さん他皆さんにご挨拶。ここでもう一人の日本人で弟の先輩Sさんとご対面。まず最初の挨拶が「リンチェイが無事でよかったですねぇ」だった。(実はリンチェイ行方不明の顛末は、Sさん経由で弟から教えてもらっていたのだ)
しばらくしてウェイ老師が迎えに来て、日本語教室の生徒さんによる歓迎会へと出かけた。地元のオサレなファミレスで、それぞれいろんなものを注文して食べてみた。ワタシは鶏のフライ(鶏柳という)定食を頼んでみた。飲み物は皆さんクルマでこられたと言うことでさすがにビールは出なかったものの、フルーツティーがオススメとのことで、洛神茶(ハイビスカスのような甘さのあるお茶)と柚子茶、水果茶をかわりばんこに飲む。日本のハーブティーやフルーツティーと違っておいしい。
弟に「上級班に出てほしい」と言われていたので、ウェイ老師に送ってもらう。先に教室に上がってみた。女の子が3人ほどいたので、「ここ、日本語の高級(上級)班?」と聞いてみてから入る。上級班では何をしたかと言うと、全て日本語で自己紹介。つまりネイティブのゲストとして扱われたのであった。「映画と読書と旅行が好き」と言ったけど、話題はほとんど映画の話。後で弟に「何で映画の話しかしねぇんだよー(~_~;)」とか言われたけど、盛り上がったからいいじゃないか(笑)。また、このクラスには私の出身大学の留学生課程に在籍していたと言う女性がいた(もっとも私が入学するより前に留学したので全く面識はないのだけどね)。いやぁ、世界とは狭いものである。
楽しく授業を聴講し、終わってみたらすでに9時半。弟が圓環の屋台で夜食を買い、アパートに戻った。ベッドにねっころがってあれこれおしゃべりしていたけど、いつの間にか記憶がなくなっていた…。つまりそのまま爆睡していたのだ。午前3時ごろ起きてシャワーして再び寝る。大家さんから借りた布団は柔らかかったわー。

|

« 祝1周年!よくぞ続いたよここまで!! | トップページ | 冬季寶島餐廳(第5天)草屯的一天 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14197/2573432

この記事へのトラックバック一覧です: 冬季寶島餐廳(第4天)水里・集集半日遊:

« 祝1周年!よくぞ続いたよここまで!! | トップページ | 冬季寶島餐廳(第5天)草屯的一天 »