2004 funkin'for HONGKONG的十大中華電影
年の瀬も押し迫る今日この頃、世間的にも「2004年を振り返る」企画がぼちぼち出始めております。このblogも基本的にはネタがある限り毎日更新ですが、年末はワタクシもとはしが台湾旅行&帰省を控えておりますので、ちょいと早めに2004年の中華芸能&電影の現状等を独断と偏見で振り返り、来る2005年、中華芸能&電影界のますますの発展を期待しつつ、しばらく行く年を惜しみたいと思っております。
まずは、極私的な観点と基準から選んだ、今年の十大中華電影を発表~。なお、選択された映画の基準は以下の通り。
○今年、世界のどこかの劇場で上映またはテレビ放映、またはDVD化された映画。製作年度不問。
○もとはしが今年初めて鑑賞し、かつこのblogで感想を書いた映画。
○思い入れはもちろんだが、作品自体の出来や客観的な観点(一般客にもウケるか、など)でチョイス。
では、10位から6位まで一気にカウントダウン。
10位 LOVERS(十面埋伏)
9位 ツインズエフェクト(千機変)
8位 恋之風景
7位 藍宇・情熱の嵐
6位 柔道龍虎榜
10位。「えぇーっ!?なんでこれがベスト10入り?」と言われそうだなぁ(^_^;)。ワタシ自身も「これ、ツーイーらぶらぶ映画じゃん」とか言って批判していたのに…。でも、イーモウによるらぶらぶ邪念を強引に取り払って観れば、金城くんの復活&世界デビューを素直に祝い、『無間道』三部作以外ではあまり観たことのないアンディの渋めオトナ演技(使われ方はもったいなかったが)に感心。そしてなんといってもワダエミさんの衣裳に梅林茂さんの音楽と、いい具合に日本人スタッフが活躍してくれたのが印象的な作品であった。
9位は香港映画の「今」を象徴していると言っていい作品。この言葉は一応ダブルミーニングです(笑)。と、とりあえず、頑張れTwins!
8位は来年日本公開が決定しているので、ホントは外してもいいかなぁなんて思ったけど…。個人的には結構好きなのでランクイン。ストーリーとしては冬のなんとかばりにベタだけど、メインキャストの役割の面白さとジミーのアニメと青島の美しさをみたらなぜか許せてしまった…。ははは。
7位。何も言わないで…(苦笑)。でも『ブエノスアイレス』や『美少年の恋』にハマっていた頃に作られて観ていたら、もっと上位にランクインしたことは間違いないかも。
6位。ウソだー、この題材は冗談やろー?とか言って笑いながらものめりこんで観てしまった、なんとも不思議な映画だった。でもあまり人が死なない映画って貴重だ…なんちて。
お次は5位から2位まで。
5位 ザ・ミッション/非情の掟(鎗火)
♪ぱーぱぱぱぱぱー、ぱぱぱぱー、ぱぱぱ ぱーぱぱ、ぱぱぱぱー♪…ってなんで『やりび』が5位なんだよ!旧作なのに!>今度は自分にツッコミ。
えーっ、だってこの夏DVDで観てもよかったし、秋にロイ本人を迎えてみちのくミステリー映画祭で観た『やりび』もさらによかったんだもーん。この映画、もし2001年の劇場公開時にちゃんと観ていたら、同年上映の『花様年華』に継ぐ位置に来ていたのは確実だぞ。
4位 2046
えええええーっ!1位じゃないの?あんなに入れこんでいたのに!>更なる自分ツッコミ。
…うん、もちろん思い入れは十大電影中トップだし、日本で劇場公開された中華電影の中ではまちがいなく第1位だよ。まぁでもねぇ、この映画に関してはやっと観られた嬉しさもあれば、この映画が本来の意図と違うように受け取られてしまった(特に日本でね!)という残念さがあって、この順位なんだよ。しくしく(T_T)/。
3位 大丈夫
人生に大切なことは愛とツッコミの他にウィット&ユーモアとバカバカしさだな。この映画を観て、つくづくそう思ったよ。感想にもちょっとばかり書いたけど、話のひねり方があまりにもマニアックで香港映画好き以外の日本人にはわからない映画かもしれないけど、たまにはこんな映画もなければ。パン・ホーチョン監督の来年に大期待。
2位 地下鉄
おいおい、『2046』よりこれが上位かよ!>三度自分ツッコミ。
いや、確かに映画としての出来は『2046』の方が上だと思うんだけど、あの映画でチラッとしか映らなかった張震と董潔の出番は多いし、音楽はステキだし、トニーはおちゃめだし、脇を固める人々もいい味出しているし、一応原作ジミーだし…という点で、かなーりアマアマ状態なこの順位。つまりワタシはトニーのほかにはジミーに弱い。ということがおわかりかと(こらこら)。
そして栄えある第1位は!
ブレイキング・ニュース(大事件)!!!
やっぱジョニーさんはすごい!現在の香港電影界では間違いなくトップランナーだ!つくづくそれを実感した1本だった。もうそれしかいえない!すまん!
…でもジョニーさんだけが頑張るようじゃ、今の香港電影界はかなりまずい!というわけで来年の香港&中華電影界には新しいクリエイターはもちろんのこと、トニーやアンディを脅かすような強烈な個性と華やかさを持った若手明星の出現を期待するばかりなのだ。そんな願いを込めて締めとしたい。
なお、次点は《鬼馬狂想曲》でした♪
番外・これらの作品が十大電影に入らなかったのは単に未見だったからです(涙)な作品リスト
○インファナルアフェア・無間序曲(一度飛行機内で観ているのだが、完全な形で観ていなかったのでランクインせず)
○珈琲時光
○マッスルモンク
○ターンレフト・ターンライト
この4作品、なんとか来年は観たい。そして感想を書きたいわ。
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コメント
いっぱい見てますね。
自分は新作といったら「2046」くらいしか見てないです。
「地下鉄」はまだ上映してくれないんですか?
投稿: YUTA | 2004.12.15 02:02
す、素早い! なるほど~。。。
私も年末にゆっくり考えてみたいと思います。
2004年の映画は先週からわが町にきた「地球で最後のふたり」を見てドイルさんで締めるかあ♪と思っていたのに、突然ゴダール特集が始まるそうなので、よーろぴあんに終わりそうな気がしてきました(汗)
「地下鐵」は見に行っちゃったんで、私にとっては去年の映画なんです。
あ、番外4作は偶然にももう見てしまいました。そういえば。
またご覧になったら感想楽しみにしています♪
投稿: grace | 2004.12.15 02:47
どーもどーもー、コメントありがとうございます。
>YUTAさん
まぁ、実際に今年は劇場で全国公開された中華電影って非常に少ないので(『無間道2』は大都市中心での全国公開だし)、映画祭上映作品ばかり(観に行けた分よかったんだけど)となってしまいました。来年はより多くの香港&中華電影が劇場公開されるのを望むばかりです。元旦早々からの『カンフーハッスル』は嬉しいんだけどね。
『地下鉄』はまだ日本の配給会社がついてない状態のようですよ。クリスマスのお話なので、この季節に上映されるのはベストなんですが…来年の今頃に期待しよう(笑)。
>graceさん
未見の4本はこの秋に主要都市で公開された映画なのですが、お隣の仙台までは来ているんです。ただ、うちみたいな田舎には来る可能性が低いんですよ…。ひいきの映画館も韓国映画は必ずやるのに、香港映画で小さい規模でしか公開されないものはもうほとんどやってくれません。しくしく。
そういえば『地下鉄』は昨年の今頃の上映だったんですよね…。クリスマス香港したかったのに、仕事の都合で断念した悔しい思い出があります。今年のクリスマスは台湾だから、『無間道2&3』や『2046』のVCDでも買ってこようかと思っております。(リッチー&アニタの《笑傲江湖》のVCDボックスなんてもうないだろーしなぁ…)
投稿: もとはし | 2004.12.15 22:52
私もジミー好き&リィウ・イェ好きですよ。
なので「恋の風景」も確かにありがちな話なんですが
好きな作品です。
主演の3人が、妙にほのぼのムードをかもし出していていいですよね。
青島はドイツ人が疎開していたそうで、
ヨーロッパ系の建物があります。
青島ビールに納得ですね。
「ターン・レフト~」はお気に入りです。
絵本が好きなので、映画化したらどうかなぁとも思っていたのですが、
(映画見るとがっかりってことも多いので)
映画は映画で可愛くてよかったです。
ちょっと話はずれますが、
ジェイ・チョウの「葉恵美」私も買いました!
かっこよすぎです。
投稿: あじさい | 2004.12.16 23:53
あじさいさん、こんにちはー。
青島は行ったことがないのですが、画面で観ると雰囲気がよさそうなところですね。ラストに出てきた風景は今もあるのかなぁ…。
ジミーはこれからどんどん日本で注目されるのでしょうね。来春の『恋の風景』公開に続いて、来年の今頃は『地下鉄』を日本語字幕で観たいなぁと願っております。
投稿: もとはし | 2004.12.17 21:10