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なぜワタシは、あの方のこととなると、瞬間湯沸かし器みたいになってしまうのだろうか…。

相変わらず撮影は順調に遅れてるじゃんか~とか言いながら、公開日はしっかり決まっており、ワタシの街でもひいきの映画館で公開が決定、でも映画紹介に主役じゃないあの方のカット使わないでよと、相変わらず暴言吐きまくっている『2046』。
追加撮影が行われたというのは聞いていたけど、日本じゃ今頃になって情報解禁されました。というわけでこれ。(from nikkansports.com)

あ、今回は読まれる方にとっては不快に感じられる部分もあるかもしれません。どうかご了承ください。←ってここで謝るなよ。

…しかし、愛とツッコミのカンヌネタの時には、主演じゃないあの方の固有名詞ばかり使いまくる日本マスコミにひたすら暴言吐きまくっていたのだが、某女性誌で11年連続抱かれたい男№1なのに「ナンバーワンよりオンリーワン」とか歌ったり、出るドラマはいつも同じような演技なのに常に高視聴率、TVに出始めた頃は確かにこちらもはっとするような美少年だったのに、TVに出まくっているうちにだんだんその美形ぶりも落ちてきたようなあの方のどこがそんなにすごいのか、彼がマスコミや世間一般になぜそんなに騒がれなければならないのか、ワタシにはわからない。
確かに、続々と人気美少年タレントグループを輩出している某事務所の手腕(てゆーか社長の趣味?)は認める。そこで10年以上も人気№1を保ち続けている彼のグループの人気も、そのメンバーの中でも彼が人気№1だってーのも、彼らの活躍を観ていれば納得できる。しかし、しかし…。いくら人気№1だからといって、誰もが彼らを好きというわけではない。そして、ワタシは「みんなが好きだからワタシも好き」なんていうことは全く考えなかった人間だった。
そんなわけである時から彼らの話題ばかりの日本芸能に背を向け、つまらないTVドラマよりしばらくは洋画ばかり観ていたが、ハリウッドの大味大作に飽き始めた頃、出会ったのが香港映画。そして、『恋する惑星』で再会した梁朝偉だった(再会した、とここで書くのはその5年前の『悲情城市』が出会いの作品だったからだ)。そして、彼が出演したその映画を撮った王家衛監督はこの映画で日本でブレイクしたにとどまらず、いつの間にか世界中で高く評価されていた。彼の演出は鼻につくところがあるものの嫌いではない(むしろ『ブエノスアイレス』なんて今でも好きだし)。しかし、伝え聞かれる彼の過酷な演出法になんのかの言いつつ付き合うトニーやカメラマンのドイルにーさんがいるからこそ、彼の映画は高く評価されるのではないか、なんて考えてしまうのだ。しかしこの監督、自分が本国よりも日本で高く評価されていい気になったのか、それとも当時の日本ブームでミーハー根性丸出しになったのか、いきなり何を思ったのか、5年前に日本№1タレントの彼をいきなり起用した新作『2046』の製作を発表した時には、ワタシは瞬間湯沸かし器となったのだ。そして叫んだ。

「やい、王家衛!オマエは自分で自分の首をしめてるぞ!それを公表したってことは主演を無視したようなもんじゃねーか!!」

…そしてワタシの叫び通り、日本では、この映画の情報はあの方を中心に回り始めた。5年前のクランクイン、同時期に撮影した『花様年華』のアップからカンヌ出品と最優秀男優賞受賞、『花様年華』の日本公開、そして現在に至るまで、この映画にかかわった人間が必ず日本マスコミに聞かれたのは、あの方のことだった。それを知ってますます瞬間湯沸かし器化する中華趣味&トニー迷もとはし。
たかが映画、それも一地域で作られた映画。その映画に、それに関する話題に、なぜこうまで心配したり怒りまくったりしなければならないのか。人生の中に、それ以上に大切なものがいっぱいあるはずなのに…。

要するに、ワタシは日本マスコミに、映画『2046』をメディアリテラシー的にも(笑)きちんと伝えて欲しいということが言いたいのだ。“あの方出演(主演は誤記)映画”ではなく、“アジアのスターが集まった超大作(問題作の間違いでは?)”という意味で。…でも、あれこれ説明するよりわかりやすさを求める現在では、香港映画を始めとした中華圏映画のすごさを伝えるよりは人気№1スター中心報道の方がぷちナショ的にもいいのか。ぷちナショも苦手な人間には残念なことだけど…。
まぁ、あの方迷もまた、日本マスコミの報道の仕方に腹を立てておられるのかもしれないけど、実際のあの方のホントの考えも知りたいもんだなぁ。ま、さすがに言わんか、アタシもあの方と歳近いけど、友達じゃないもんねー。ってなに言ってんだか!てーわけでこのネタ、しまい!

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コラム(中華芸能)」カテゴリの記事

コメント

なによりも、あの方が出ているというだけで、作品内容そのものを問われることはなくなってしまうというのが嫌ですね。本人の責任ではないのでしょうが。
マスコミ総思考停止状態。
それにしても、私の廻りにあの方のファンという人は一人もいないのですが、世間にはそんなに多いのですか?

投稿: KEI | 2004.09.06 22:38

あの方のファン、実はうちの職場に一人います(笑)。あと、ちょこちょこといたのですよ、ワタシの周りには。もちろん、彼女たちの前ではあの方について暴言を吐くことは極力控えております。
思えば今年のカンヌでの大騒動時に出てきた記事を読んだときは、瞬間湯沸かし器と化してた毎日でした。たかがフィルム到着の遅れくらい(もっとも香港電影迷なら慣れていても一般の人には驚きなんだが)で雑誌は事実無根の記事をあれこれ書きまくるし、時々あの方がかわいそうに思えるくらいの記事も見ましたが、そんな記事でも肝心の映画(もちろん主演俳優たちも)が置いていかれたのには頭を抱えたものです。
まだまだ編集中のようですが、近日行われる日本プレミアでなんて書かれるのかがホントに心配です…。

投稿: もとはし | 2004.09.06 23:17

 製作発表の頃は、もとはしさん激怒のレスリー&常盤ちゃんの映画、私も見るの忘れてるアンディ&石田ひかりちゃんの豪華客船映画、などなども企画されてませんでしたっけ? アジア金融危機の後遺症で台湾方面の出資者は壊滅、中国はまだ検閲が厳しく韓国も金融危機仲間。ってことでジャパンマネーにすがるしかなかったのでしょうが…。

 ムカムカしててもしょうがないので、私はイチ抜けて「月夜の願い」最終上映をしめやかに見送ります…すいません(^_^;)

投稿: nancix | 2004.09.07 00:34

そうそう、ちょうど5年前の香港映画界は日本ブーム(苦笑)だったんですよねー。これに関しては絶対話が長くなるので、ここで詳しく述べませんが。そーいえば豪華客船映画はワタシも未見です。
あの年に作られた日本明星出演の香港映画で一番の成功作だったと思ったのが『ジェネックスコップ』だと思うのですが、つっこまれるのでしょうか…。

うちの方では最終上映してくれないので、今月28日の中秋節(あ、台湾から帰国した翌日だ…)に月餅片手に『月夜の願い』の一人鑑賞会を行おうかと思っております。

投稿: もとはし | 2004.09.07 00:48

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