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春光乍洩香港彷徨記-2月9日・放浪

 昨日は1時に寝たのだけど、5時(日本時間6時)にいったん目が覚めてしまった。もう一回寝直したら7時になっていた。着替えて向かいのセブンイレブンに新聞と水を買いにいく。新聞はいつも東方日報・太陽報・蘋果日報を買っている。娯楽欄だけ見てあとは捨てているんだけど、3部も買うとむちゃくちゃ多くて重い!
 9時ごろホテルを出発、重慶大厦に寄って尖沙咀の天星小輪(スターフェリー)ターミナルへ。チムのプロムナードでヴィクトリア湾の写真を撮る。中環(セントラル)行きフェリーの1階に乗り込む。久々に1階だ~。フェリーを降りて、初めて文華東方酒店(マンダリン・オリエンタル)がすぐ近くにあることを知った。…レスリーが死んだところだ。24階建てだそうだが、周りと比べると建物は意外に低い。ワタシは心の中で合掌した。
 坂をどんどん上っていく。個人旅行だとたいてい寄る陸羽茶室の飲茶がワタシを待っている♪10時に着いたのでまだ朝の飲茶サービスがやっている。さっさと席についておじさんに普[シ耳]茶を頼み、お弁当スタイルで点心を運ぶおばさんから叉焼包2個と魚丸を腸粉で巻いて蒸したようなもの(名前失念)4つをいただいたらお腹一杯。やっぱり理想はお茶1種類に点心2個の「一[中/皿]両件」なのねぇ。
 11時過ぎに店を出て、上環まで歩く。お目当ては『無間道』でヤン(トニー)とウォン(アンソニー)が逢引(笑)したビル。海に面した道路(干諾道中)沿いだけど平日の午前中のせいか結構ゴチャゴチャしたところだ。ここでウォンさんが…だったのか!今それが起こったら困るぞ、などと想像するもとはし。

 再び中環まで歩き、トラムに乗る。目的は西湾河の香港電影資料館。トラムはちんたら進むので、だいたい50分ほどかかる。でも2元だから嬉しい。電影資料館では創生期の西洋映画展が行われていた。その後は資料室を見学。再びトラムに乗り、今度は北角(ノースポイント)へ。市場のど真ん中を歩き、鶏や鶏肉に出合わないかと恐れるワタシ(おいおい!)。ここでは古い生写真を買うために星輝圖書公司を目指したんだが…。来る時間が早すぎたのだった。(その後4時の開店時間に合わせてもう1回行ったが開いていなかった。月曜だから休みだったのか?)
 三度トラムに乗り、今度は銅鑼湾(コーズウェイベイ)の手前、香港中央図書館で下車。本好きなワタシとしては、ここは前から寄りたかったところだった!中央は吹き抜けになっている最新式の図書館。1階の総合貸出カウンターは池袋のジュンク堂みたい。2階の児童コーナーを通って3階の一般コーナーへ。チェックしたのは翻訳小説。やっぱ日本人だから、日本の小説がどれだけ翻訳されてるか知りたかったのよね。村上春樹&龍、よしもとばななのような現代の定番や、三島由紀夫に川端康成の名作もチェック。赤川次郎の翻訳は意外と多いなぁ。そしてなぜか目立っていたのが日本の現役ノーベル賞作家大江健三郎。(以下オーケン。もとはしは最近彼の新作『二百年の子供』を読んでいたからやたらとオーケンの本に目が行ったのだろうか?)す、すごいぞオーケン(何がすごいか意味不明)。…ところで三島や太宰が好きなトニーはオーケンとか読むのかなぁ、オーケンってちょっと理屈っぽいところあるから読むのが大変そうかもなぁ、などと心の中で呟いたワタシだった。
 銅鑼湾の街の中まで歩き、本ついでに商務印書館ものぞいてくる。あ、『無間道』小説版ってこれかぁ。明日買おう。3時を過ぎ、お腹もすいてきたので、『欲望の翼』でお馴染の皇后飯店まで行く。なにかケーキでもあれば…と思ったけど、ケーキを扱っているのは元為[女尓]鐘情のほうだったというのを忘れていた。で、ここでは西土司(フレンチトースト)とホットの檸檬茶を。この店はディナーになると混むけれど、昼間訪れてもいい感じだ。帰りにこの店の支店でもある皇后餅店でお土産用にヌガーとクッキーを大量に買い込む。だってお土産専門店で買うより安くすむんだもーん(^^ゞ。
 北角までトラムで戻り、ここでトラム乗車用の小銭(2元)も尽きたのでMTRに乗ることに。まだ時間も早いので海を越えて一気に旺角(モンコク)まで行くことに。駅で降りると亞皆老道(アーガイルストリート)にある「雅博茶坊」に行ってみることに。この道をずんずん歩いていったのだが、途中鉄道(KCR)の高架をくぐりぬけた。あ、ここって映画で観たことあるなぁ。『色情男女』や『天使の涙』に出てきたんじゃなかったっけか?初めて通った。雅博茶坊でしばしウィンドウショッピングした後、ここまで来たならやはりここに行かねば!というわけで、明星好きの聖地・信和中心へ向かう。夕方もいい時間ということもあり、狭いビル内は中高生でひしめき合っている。店主か学生か知らないが、タバコを吸っている輩が目に付く。う、ここでうっかりタバコの火の不始末でビルが燃えたらヤバイよなぁ…。ワタシの全然知らない日本のアニメの音があちこちから聞こえてくる。
 いつもの生写真&明星グッズ屋へ。最近はF4の仔仔ことヴィック・チョウがサイン会のために来港したり、レオン・ライとフェイ・ウォンの《大城小事》の記者会見などがあったり、ミリアム・ヨンのコンサートがあったりで彼&彼女たちの写真が多かった。韓国明星の写真やグッズもあるけど、思ったより少ない。しかし、カウンターの壁一面にレスリーの生写真を大量に用意していた店があったけど、あれは日本迷向け?と思ったりして。まぁ、ワタシは買わなかったけど。明日も時間があったらまたのぞきに行こう。
 信和中心を出て彌敦道(ネイザンロード)を下る。衆坊街(パブリックスクエア)で曲がり、「香港のシネマライズ」または「香港の盛岡フォーラム(笑)」と言えそうな百老匯電影中心(ブロードウェイシネマテーク)とブックカフェ「Kubrick」をのぞく。ここは置いている本がなかなかよく、映画館の中にあるグッズショップも日本のものが混じっていたりするけど何も買わなくてもけっこう楽しい。いつかここのカフェでケーキか軽食片手に本を読んだりしてゆっくりしたいんだけど、来る時に限っていつもお腹がすいてなかったりするのでその野望もなかなかかなえられず…(笑)。
 6時半頃ホテルに戻る。昨日港威戯院でタイムテーブルをもらってきたのでここで《鬼馬狂想曲》か《花好月圓》を観ようかな、と思ったら今日に限っていい時間がない。そこで新聞を引っ張り出して電影欄で近くの戯院を調べたら、尖東(チムトン)の華懋(チャイナチェム)で上映される《鬼馬》の時間がちょうどよかったので、歩きすぎで痛い脚に鞭打って(笑)チムトンへ。
 映画が終わったのは9時半。何も食べずに観たのでお腹がペコペコ。どこかのお店で食べる元気もないし、カールズバーグのつまみでなにかテイクアウトしよっかな、と、金馬倫道(キャメロンロード)をさまよっていたら、潮州料理の茶餐廳を発見(名前失念)。ここで猪[オ八]飯(骨付きポークステーキご飯)を買ってテイクアウト。25元!安い!!量が多い!!食えるのかもとはし!?(結局食べられなかったが)ところで、ワタシはいつもなら食事をした後、アルコールは山林道にある行きつけのバー「Deep Blue」に行って飲んでいたのだが、夕方通りかかったときに店は閉店していた…。そうか、店閉めたのか…。それならしょうがない、ホテルで飲もう。というわけで、ビール片手に弁当食うワタシ。疲れた身体にアルコールがよく効き、食べ終わってしばらくしてベッドの上でバタンキュー。
 再び目覚めたら3時だった。顔をさっさと洗って就寝。でもなかなか寝付けず困った。明日はちょっと遠出して西貢(サイクン)でも行こうと思っているのに…と思いつついつの間にか寝ついていた。

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